俳優の笠松将と女優の飯豊まりえが、日本テレビ系ドラマ『君と世界が終わる日に』(来年1月スタート 毎週日曜22:30~、3月からHuluでSeason2放送)に出演することが12日、明らかになった。

  • 笠松将(左)と飯豊まりえ=日本テレビ提供

主演の竹内涼真が、死と隣り合わせの終末世界を生き抜く逞しいサバイバー・間宮響を演じる同ドラマ。高校時代からの恋人・小笠原来美(中条あやみ)と同棲中で、密かにプロポーズをしようとしたその日、トンネル滑落事故に遭い閉じ込められてしまう。4日後、命からがらトンネルを脱出すると、世界は一変。誰もいない街に、大破した交通網、届かない電波、街中に残された血痕…“世界の終わり”のような極限状態にひとり取り残された響は、必死に来美を探すが…。

笠松が演じるのは響と来美の同級生でありながら冷徹なところのある警察官・等々力比呂。飯豊は、どこか冷めたところのある女子大生・柊木佳奈恵を演じる。

それぞれの役どころについて、笠松は「主人公の響と対極にいるキャラクター」「2人のライバル関係にも注目していただければと思います」と語り、「視聴者の皆さんにも、キャラクターたちの心の動きを、今生きている自分自身に当てはめて見ていただけるととてもうれしいです」とコメント。

飯豊は「どこか冷めていて、人との距離を置いている女の子」「今まで演じたことがないような役」と、これまで演じてきた役とのギャップについて語り、「今から共演者のみなさんに冷たくセリフを発するのが楽しみでしょうがないです(笑)」と茶目っ気たっぷりに語っている。

2人のコメント全文は、以下のとおり。

■笠松将
今回のお話をいただいた時に、すごく壮絶な世界観の作品に僕が参加するということで、ちょっと怖いなという気持ちはありましたが、台本をいただいたらこれが本当に面白くて。毎回台本をもらってすぐみんなで読んで、「次どうなるんだろう」「次誰がいなくなるかな」とワクワクしながら撮影しています。
僕の演じる等々力は必要であれば誰かを切り捨てることもできる、どこか冷徹な人間です。彼は主人公の響と対極にいるキャラクターなので、2人のライバル関係にも注目していただければと思います。
この『君と世界が終わる日に』は響と来美のラブストーリーですが、僕は等々力として、等々力から見た目線での物語を生きるつもりです。「世界の終わり」という、まずありえないような世界観の中でも、それぞれのキャラクターが感じたことやお互いの関係性、悩み、嬉しいことは現実と同じなので、感情のリアリティーをとても大事にして演じています。
視聴者の皆さんにも、キャラクターたちの心の動きを、今生きている自分自身に当てはめて観ていただけると、とても嬉しいです。ぜひ、放送を楽しみにお待ちください。

■飯豊まりえ
子供のころから大好きだったジャンルのひとつがサバイバルもので、ずっとやってみたいと思っていたので、このお話をいただいたときはすごく嬉しかったです。このような世界観のドラマを日本で制作することも、自分自身演じる役柄としても挑戦だなという気持ちになりました。
私が演じる佳奈恵は、どこか冷めていて、人との距離を置いている女の子です。今まで演じたことがないような役なので、今から共演者のみなさんに冷たくセリフを発するのが楽しみでしょうがないです(笑)。
オリジナル作品なので、私たち自身、本当にいつ誰が死んじゃうかわからない状態で撮影しているんですが、今後の頑張り次第でみんな生き残れるのか・・・(笑)気を引き締めて、頑張りたいと思います。
このドラマは、かなりシリアスで深いラブストーリーですが、それだけではなくワクワク感やアトラクションみたいな新しい体験をしてもらえる作品だと思います。一人一人のキャラクターも人間味に溢れているので、いろんな方に感情移入していただけると思うし、みなさんそれぞれの「推し」になるキャラクターもいると思うんです。 毎週ハラハラ、私たちの仲間に入った気持ちで観て、楽しんでいただけると嬉しいです。