職場や取引先の人と会話していると、同じ単語やフレーズを多用する人はいませんか? 意識してなのか無意識なのか、こうした「口癖」は相手に不快感を与えているかもしれません。

  • 相手に不快感を与える口癖とは? ※画像はイメージ

ここで、口癖に関するあるツイートに注目が集まっていたので紹介します。MS Kung @ツインベスト(@ma_Estate)さんが指摘したのは「要は」というフレーズ。その内容とは……。

会話の中で"要は"って連呼する人、全然要約できてないことに気づいた方がいいよ(@ma_Estate)より引用

この指摘には、「要は長ったるい話するやつがいやですよね! 逆に短くまとめすぎる人も好きじゃないですけど」と、要は~の体をなしていないという共感の声が。

また、「あと、『逆に?』全然逆ちゃうし、何をもって逆なんだか……」「いい意味で! いい意味で! も悪い意味にしかなってないですよね笑」など、別の似たようなNG事例を紹介する読者もいました。

不愉快に感じるのはなぜか

MS Kungさんに、こうなる理由をどう考えているのか聞きました。

「(本人が)会話をリードしたいんだと思います。基本プライドが高く話をコントロールしたい人が使うイメージですね。失礼なので、本来は目上の人には使ってはいけないワードだと思うのですが」とMS Kungさんは言います。

しかし、正しく使えば問題ないであろう、「要は~」というフレーズ。不快感を与えるのはなぜなのでしょうか。これも尋ねてみました。

MS Kungさん: "要は"を使って不快に思われる人は、会話の組み立てをせずに話しているイメージが強いです。その結果、会話を無理にまとめようとして何度も使うのでしょう。

「ポイントをまとめる際に使う言葉であり、会話で何回も出るようなことは通常ないですよね」とのこと。

逆に、上手に使う人は1回でまとめていて、この部分に注目すれば上手・下手の判断ができます、と見分け方を教えてくれました。

若手社会人の皆さんは、うまく使えていますか?