NHKは21日、現在放送中の長谷川博己主演の大河ドラマ『麒麟がくる』(毎週日曜20:00～)を当初の予定通り全44回放送し、最終回放送日が来年2月7日に決定したと発表した。吉沢亮が主演する2021年大河ドラマ『青天を衝け』は、翌週の2月14日スタートとなることも発表した。

  • 長谷川博己と吉沢亮

智将・明智光秀(長谷川博己)を主役とし、その謎めいた前半生に光を当てながら、彼の生涯を中心に戦国英傑たちの運命の行く末を描く『麒麟がくる』。新型コロナウイルスの影響で6月7日放送の第21回をもって放送を一時休止し、8月30日放送の第22回で約3カ月ぶりに再開していた。

大河ドラマ第60作となる『青天を衝け』は、新一万円札の顔としても注目される渋沢栄一(吉沢亮)の生涯を描く物語。幕末から明治へ、時代の大渦に翻弄され挫折を繰り返しながらも、青天を衝くかのように未来を切り開き、約500の企業を育て約600の社会公共事業に関わった“日本資本主義の父”で、晩年は民間外交にも力を注ぎ、ノーベル平和賞の候補に2度選ばれている。