女優の遠野なぎこが、フジテレビ系ドラマ『ルパンの娘』(15日スタート、毎週木曜22:00~)で、22日に放送される第2話にゲスト出演する。

  • 遠野なぎこ(左)と深田恭子=フジテレビ提供

同局系バラエティ番組『アウト×デラックス』でのオーディションに合格し、前シリーズい出演を果たした遠野は、前作と同じ薄井佐知を演じる。前作の佐知は、警察から逃げる三雲華(深田恭子)をかくまう場末のスナックのママとして登場したが、今作では妊娠した華が訪れた「沐浴(もくよく)講座」で出会う助産師として姿を現す。

佐知は、不景気でスナックが立ちゆかなくなり、昔、助産師だった経験を生かして働いているという設定。遠野は前作に続いてのゲスト出演に、「まさか同じ役を演じさせていただけると思っていなかったので、びっくりしました。でも、役者にとってこれ以上、光栄なことはありません」と喜びを語る。

また、「薄井佐知はすごく好きな役です。ぶっ飛んではいますけど、情深くて温かい面を持ち合わせている役はあまりいただくことがなくて。自分の芝居を見返すことはほとんどないんですけど、佐知はこの1年間、何回も見ていたので、今回のお話をいただけて本当にうれしかったです。『アウト×デラックス』で獲得した役なので、すぐにマツコ・デラックスさんに報告しました」とのこと。

深田らと再会して、「1年前は芝居とはまた別に、緊張していて…。みなさんの前では、私だけ固まっているような状態でした(笑)。今回は、みなさんと普通にお話しして、勝手に『ルパンの娘』組の中に入っているような?仲間意識が勝手に芽生えています(笑)。リラックスして過ごさせていただいてます」と、すっかり溶け込んでいるようだ。

そして、見どころについて、「2話は台本を読んでいても演じていても、佐知と華がちょっと鳥肌が立つような再会をします。これだけお互いへの愛が深かったんだと感じました。華を包む三雲家には愛があって、口は悪いですが佐知も愛を持っています。愛って血の繋がりを超えるぐらい強いものなんだと個人的に思いました。ここまで人のために熱く、愛を注げるのか?と。今は時代的には冷めているじゃないですか? ですから余計に思うのかもしれません。ここまで熱くなれるのは芝居していても気持ち良かったです。どちらかというと昭和的な?寅さん的な感じなのかもしれません。みなさんにも愛ってすごいなと見ていただきたいです」と話している。

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