“コント日本一”を決める『キングオブコント2020』の決勝が、TBSで26日(19:00~)に生放送される。初の決勝進出を決めたお笑いコンビ・ニッポンの社長の辻とケツに意気込みを聞いた。

  • ニッポンの社長の辻(左)とケツ

3回目の準決勝で決勝への切符を手にしたニッポンの社長。辻は「コントを中心にやっているのに決勝に進出したことがなく、コント師だと胸を張って言えなかったので、今回優勝して『自分たちはコント師だ!』と胸を張って言いたいです」と意気込み、ケツは「相方がネタを全部作っていて、それがめっちゃおもろいと思っています。そのネタをもっと世に出したい、もっと評価してほしいと思っていたので、相方が書く面白いネタをテレビで披露できるという喜びが一番強いです」と心境を語った。

辻の作るネタを絶賛したケツは、「相方のネタは、ほかの人とかぶらへんような発想とか設定。そこが一番すごいです」とその魅力を説明。一方、辻はケツについて「喉が強いです。普通の人だったらつぶれるときもあるんちゃうかくらいのスタミナがあります。あと、見たことないような表情を持ってる。今まで会ったことない新しい生き物みたいな表情ができる。それが強みです」と語った。

霜降り明星のせいやと一緒に住んでいた時期があるケツは、せいやがYouTubeで「ケツが決勝に行ったら泣く」と話していたことについて、「僕もそれ拝見しました。せいやもそう言ってくれてた分、僕もそれに応えなあかんなと思っていたので、それが果たせたのがよかった」と話し、「あいつらは今テレビにバンバン出ていて、ちょっとずつでも近づけるように。僕らがやってる姿を見せたいなと。友達なんで」と意気込み。

辻は「僕も粗品と仲良くて。去年の『キングオブコント』で準々決勝で落ちたり、賞レースで落ちたときにあいつからLINEが来るんですよ。めっちゃそれで励まされていて。(決勝進出が決まって)一番最初に電話しました。めっちゃ喜んでくれました」と明かした。

今回、ダウンタウンが総合MCを務める『お笑いの日2020』(14:00~21:54)を8時間にわたって生放送。そのフィナーレとして『キングオブコント2020』の決勝が放送される。決勝に進出するのは、うるとらブギーズ、空気階段、ザ・ギース、GAG、ジャルジャル、ジャングルポケット、滝音、ニッポンの社長、ニューヨーク、ロングコートダディ(50音順)の10組。激戦を制し見事キングの称号と優勝賞金1000万円を手にするのはどの組か。