アイドルグループのAKB48が12日、日本テレビ系大型音楽特番『THE MUSIC DAY』(14:55~22:54)に出演し、「ヘビーローテーション」を披露した

  • (左から)AKB48の柏木由紀、向井地美音、横山由依

柏木由紀、向井地美音、横山由依は、それぞれ自身の衣装を解説。横山は「上品な生地を使っていて、(それぞれ)スカートの形が違うんですが、私の場合はスリットになっていて品のいい感じがしてかわいいですね。頭につけているネット(の髪飾り)も好きです。画面越しでも生地感が伝わるんじゃないかと思います」。

向井地は「これを着るのは今日のメンバーでは初めて、テレビでは2回目です。キャビンアテンダントさんとかエレベーターガールさんっぽいシルエットがお気に入りで、みんな綺麗なお姉さんに見えるんじゃないかなと思っています。石川ひとみさんの後ろで踊らせていただくので、それに合わせて衣装を選びました」。

柏木は「比較的年相応でうれしい衣装です(笑)。2年ぶりくらいに引っ張ってきた衣装なので、この衣装になったときにひそかにガッツポーズしました。注目していただけていたらうれしいです」と語った。

共演した石川ひとみについて、横山は「一度ご一緒したことがあって、その時にすごくいいお話をされていて心が動かされました。その時以来の共演で、ご縁があるのがすごくうれしいですし、色褪(あ)せない歌声も素晴らしくて、私たちもリハーサルから感激していて、お変わりなく素敵な方だと思いました」と印象を述べた。

また、今回披露した「ヘビーローテーション」については、「今日、サビの振り付けが昔はこうだったってゆきりんさんが教えてくれた」(向井地)、「当時の振りのポイントとか、こういうことに気をつけていたよというのを後輩に教えつつ、今のAKB48をたくさんの人に知っていただければと思います」(柏木)という秘話も。

そして、「人はなぜ歌うのか?」という番組テーマにちなみ、“歌う理由”について聞いてみると、向井地は「私はもともと自身がAKB48のファン出身で、そこから総監督になってグループを引っ張る立場になれたということがあるので、昔の自分のように見てくれている方々にAKB48のいい部分をたくさん届けていくために歌い続けたいなと思っています」と回答。

柏木は「会いに行けるアイドルとして活動していたのが、(コロナ禍で)ファンの方に会えないというときに、テレビを通して歌を届けられることにすごく感謝しています。歌を通して元気を伝えるために歌っていきたいなと思っています」。

そして、横山は「メンバーにも会えない日々が続いて、ファンの方にもまだ直接会えていない中で私たちができるのは、歌ったり踊ったり曲を通してメッセージを伝えていくことだと思うので、少しでも暗い気分を明るくできたらいいなと思ってパフォーマンスしたいです」と意欲を示した。

例年7月上旬に放送してきた同番組だが、新型コロナウイルスの影響で、今年は9月に放送。「人はなぜ歌うのか?」をテーマに、元気を届けるため、愛を伝えるため、いつの時代もいろんな想いを歌で届けるアーティストが集結する。