西武鉄道はMaaSアプリ「SeMo(セーモ)」のサービスを開始すると発表した。9月11日にリリースする予定。9月19日から川越エリアにて、同アプリを用いた観光型MaaSの実証実験を行う。

  • 「SeMo」サービス提供イメージ

「SeMo」アプリの名称は、「西武のモビリティサービス」に由来しており、検索・予約・決済機能を搭載しているため、スマートフォンひとつで移動・観光・買い物が便利になるメリットがある。

9月19日からの実証実験では、特急レッドアローの往復特急券・乗車券(西武新宿・高田馬場~本川越間)と川越の観光地を結ぶ「小江戸巡回バス」の1日フリー乗車券をセットにしたデジタルきっぷ「本川越・小江戸タイムトリップきっぷ」を「SeMo」アプリで発売。大人1,700円・小児850円で、大人は最大で約1,100円お得になる計算となる。

協賛店で食事やお土産などの特典サービスが受けられるほか、駅ナカコンビニ「トモニー」でのドリンク1本引換えサービスも付く。実証実験期間は11月30日までを予定している。