社会に出て年を重ねると、節目節目でライフイベントが待っています。

結婚や出産といった喜ばしいことから、親の介護や自分自身の健康管理など、予想外にお金のかかる出来事も多くなります。そのときに備えて、お金を貯めておくことは大切です。

実際に同世代の人たちはライフイベントを迎える頃にはどれくらいの貯金をしているのでしょう? そこで今回は、世代別の平均貯金額を調査しました。

  • 貯金

    同世代の貯金額はどれほど?

貯金額はこれだけ必要! ライフイベント別に調査

お金がかかるとは言われても、どのくらいお金がかかるのかはわからないもの。代表的なライフイベントを中心に、どれだけの貯金が必要になるのかを紹介します。

結婚

ライフイベントと聞いて真っ先に思いつくのが結婚という方も多いでしょう。「ゼクシィ結婚トレンド調査 2019」によると、結婚式・披露宴に使われる費用の平均は約355万円、2人分の結婚指輪の購入金額の平均は約24万円。ウェディングドレスや写真撮影などにこだわると、さらに費用がかさむ可能性もあります。

子育て

子育てにもお金が必要です。出産・入院にかかる費用はもちろんですが、文部科学省の発表によると、子供1人当たりで大学までかかる教育費の平均費用は約818万円。衣食住にかかる費用に加え、兄弟姉妹が増えればより多くのお金が必要となります。

介護

ご両親にはいつまでも若く健康であってほしいものですが、そうはいきません。介護施設や病院のお世話になる際、ご両親の代わりに費用を負担する必要も出てきます。厚生労働省の調査によると、介護保険受給者1人当たり費用額は1カ月当たり約17万円にもなります。

老後資金

自分自身ももちろん年をとるため、定年を迎えれば貯金や年金を頼りに生活することとなります。総務省の統計によると老後に必要な費用は1カ月当たり約24万円。医療費なども加えるとさらに増えるでしょう。自身の老後のためにも、今のうちからしっかりとお金を蓄えておく必要があるでしょう。

世代別平均貯金額公開!リアルな意見も

貯金額は世代のライフスタイルや収入によっても変わってきます。ここでは、世代別の生命保険や株式などの金融資産を含めた平均貯金額を紹介します。

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    世代別平均貯金額公開! リアルな意見も

20代の平均貯金額

金融広報中央委員会の発表によると、2019年度の20代の平均貯蓄額は106万円。ただし中央値は5万円という結果になりました。

国税庁の調査によると20~24歳の平均年収は男性で284万円、女性で249万円。25~29歳になっても、男性404万円、女性326万円と、いずれも500万円を割る結果となっています。収入も少ない上に、活動的で出費がかさみがちな20代は、お金を貯めることにも限度があるようです。

30代の平均貯金額

30代ともなると平均手取り年収である400万円前後のお金を貯金できるようになっています。自分の給料の他に生命保険や株式などの金融資産を持つ人も増えてくるため、その分の金額も含まれています。

30代は、収入が増えることである程度の貯金ができるようになっていきます。

40代の平均貯金額

40代になると、すでに結婚して家庭を持つ人も増えてくるでしょう。40代独身の平均貯金額は約564万円、40代既婚者の平均貯金額は約694万円と、100万円程度の差がありつつも、基本的に平均年収と同じくらいの金額は貯蓄できるようです。

貯金のコツとは

  • 平均貯金額を維持する!貯金のコツとは

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貯金額の目標を立てる

まずは貯金額の目標を立てることが大切です。いつまでにいくら貯金したいのか、目標が決まると、そこから逆算して月にどれだけの額を貯金すればいいのかがわかります。

目標までの期限と金額において厳しい節約を強いられる生活はなかなか続きません。貯金をするには適切な目標設定をすることが重要です。

固定費を見直す

出費を抑えることが貯金の基本です。その出費の中でも毎月支払う決まった金額が固定費。主に家賃や水道光熱費、通信料金や保険料のことを指します。

家賃は住む場所を変えることで改善でき、水道光熱費は日々の積み重ねで金額を抑えることができます。通信料金や保険料もプランを見直すと金額を抑えることができます。

また、クレジットカードの支払いもチェックしましょう。月額料金だけ払い続けているクレジットカードがあれば、退会するなどして整理しておきましょう。

家計簿をつける

家計簿をつけることは、節約する上で効果的です。

家計簿をつけることで、必要な出費と不要な出費を知ることができるため、お金も計画的に貯めることができるでしょう。

まとめ

世代別の平均貯金額と、貯金のコツを紹介しました。

特に30~40代では平均年収と同等の金額を貯金している方が大半であり、貯金をするには固定費を見直すことや家計簿をつけるといった努力も必要です。

貯金を通じてお金の管理方法を学ぶことは、将来的にも役に立つでしょう。是非試してみてください。