俳優の仲野太賀が、テレビ東京系新ドラマ24『あのコの夢を見たんです。』(10月スタート 毎週金曜24:12〜)に主演することが27日、明らかになった。

  • 仲野太賀

    仲野太賀

同作は南海キャンディーズ・山里亮太が、実在する人気女優・アイドル・モデルたちのイメージから創作した初の短編小説の実写化作。連載時で66本にものぼり、誰もが一度は思い出す青春の1ページから、淡くも切ない恋愛小説、あっと驚くファンタジー小説までエピソードは多岐にわたる。今回、小説の中から厳選したエピソードの他、山里亮太が新規で書き下ろしたエピソードを加えてのドラマ化となった。

『きのう何食べた?』や『勇者ヨシヒコ』シリーズなど数々の話題作を生み出している同局金曜深夜の「ドラマ24」60作目のドラマで、仲野は民放ドラマ初主演に。毎話、創作で生まれる物語の中で、様々な役柄で山里亮太を演じ、相手役としてはテレビ東京の深夜ドラマ史上、最も豪華な女優陣が集結する予定だ。

さらに第30回東京国際映画祭のコンぺティション部門受賞作品『勝手にふるえてろ』(17年)やドラマ『捨ててよ、安達さん。』などで監督を務めた大九明子、『PARKS パークス』(17年)やドラマ『セトウツミ』の瀬田なつき、国際映画祭にて選出された映画『少女邂逅』(17年)や『放課後ソーダ日和』(19年)の枝優花、国際ファンタスティック映画祭にて審査員特別賞・観客賞を受賞した作品『脱脱脱脱17』(16年)など現役大学生でありながら映画監督としての顔を持つ映像作家・松本花奈といった第一線で活躍する女性監督たちが各話のストーリーを作り上げていく。

仲野太賀 コメント

山里さんの妄想物語と聞いて、素敵なヒロインの方々との恋愛模様が爽やかに描かれるもんだとばかり思ってました。蓋を開けたら、全っ然違う。素敵なヒロインと全っ然恋愛出来ない。何がなんでどうしてこうなった。突然で創り込まれた癖のある妄想の数々。めちゃくちゃな設定に巻き込まれた、素敵なヒロイン。そして僕。そして、スタッフ。実在する山里さんから、遠く離れた妄想の世界で愉快に遊んでいます。一体このドラマはどこに向かって行くのか。僕自身もこの先楽しみです。

原作・南海キャンディーズ 山里亮太 コメント

妄想だからこそどんな人でもキャスティングできたんですが、これを現実のものにするのは不可能だと思っていました。
まず山里の妄想に今大忙しの女優さんたちが付き合ってくれるはずないと。それが、ダメもとで聞いてみたら引き受けてくださって、もう感謝とかの前にひたすら驚いております。さらに、仲野太賀さんにも声をかけさせてもらったら、これもOK。とんでもない幸運に包まれたドラマです。妄想ならではの無茶苦茶も皆さんのお力で素晴らしい映像にしていただけました。僕の妄想をかなえてくださった役者さん、そしてスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。
皆様、私の脳内なんか見たくないと思う方も、素晴らしいチームで作り上げた素晴らしい作品になっておりますので
どうか怖いもの見たさでもいいので見てみてください。

倉地雄大プロデューサー(テレビ東京 制作局 ドラマ室) コメント

テレビ・ラジオ・舞台と、人が考えつかない角度とトークで笑いを誘い続ける山里亮太さん。そんな山里さんが長年書き続けた『あのコの夢を見たんです。』が面白くないはずありません!この原作と出逢ったとき、オリジナリティ溢れる世界観、底無しの自由度、登場する女優の豊かなキャラクター性に心底驚きました。
本作で描かれる壮大な“現実逃避”は、山里さんご本人同様 “嫌なことから逃げるため” に行われます。どうしようもないことや嫌なことが起きたとき、切り替えて前を向けるなら、問題から逃げたり、別のことに没頭したって良いじゃないかと、このドラマは、山里さんは教えてくれます。そんな素敵なメッセージがしたためてある本作は、どんな役でも自分色に染める若手No.1の実力派俳優・仲野太賀さんを主演にお迎えし、壮大なスケールでお送りする前代未聞のオムニバスドラマです! 本作の映像化を手掛けるのは、今、映画界で注目を集める気鋭の女性クリエイター・大九監督、瀬田監督、枝監督、松本監督です。諸先輩方が積み上げたテレ東深夜ドラマの代名詞“ドラマ24”枠の記念すべき第60弾作品として大暴れします!登場する女優陣は、錚々たる人たちばかりです! 10月からの放送を、是非お楽しみに!v

(C)「あのコの夢を見たんです。」製作委員会