スマホやカレンダーアプリなどに備わる機能「リマインダー」について解説します。言葉の意味、iPhoneやGoogleアプリの具体的な機能、使い方や通知の設定方法についてもまとめました。

リマインダーを効率的に使いたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

リマインダーの意味とは

リマインダーとは、スケジュールや約束事といった「忘れてはいけないことを思い出させるもの」を指す言葉です。語源は英語の「reminder」で、これには注意喚起のメッセージという意味合いもあります。

現代では、リマインダーは「予定を思い出すために利用するツール」を指すことが多いです。例として、iPhoneの「リマインダー」アプリや、「Googleカレンダー」の通知機能などが挙げられます。

  • リマインダーとは?

    リマインダーは、予定を思い出すために利用するツールです

リマインダーとリマインドとの違い

リマインダーと似た言葉に「リマインド」があります。ただし、リマインダーは名詞であり、リマインド(remind)は動詞です。リマインドは「忘れないように思い出す」という意味で用いられます。たとえば、「リマインドのため連絡いたします」と言われた場合は、「忘れないように連絡いたします」という意味になります。

リマインダー、リマインドの例文

リマインダー、もしくはリマインドを用いた例文を紹介します。使い方の違いに注意してください。

・「来週の予定、忘れないようにリマインダーに入れておいて」
・「スマホのリマインダーアプリと会社のスケジュール管理ツールを同期させた」
・「クライアントにリマインドメールを送っておいて」
・「リマインドの連絡、ありがとうございます。明日は宜しくお願い致します」

もし相手にリマインダーという意味が伝わらない場合には、「アラーム」「通知」のように別の言葉に置き換えてみるとよいでしょう。

リマインダーアプリはビジネスシーンで活用できる

リマインダーは、予定を直前で確認する通知ですので、約束事や予定がある場面で多く用いられます。特に、ビジネスシーンのスケジュール管理にもってこいです。

iPhoneのリマインダーアプリやGoogleカレンダーの通知機能を利用すれば、登録していた予定をプッシュ通知やメール送信でリマインドするという使い方も可能です。

また、Windowsの「Sticky Notes」などの付箋アプリを使い、パソコンのデスクトップにメモを表示する――といった手法も、リマインダーの一つです。

テレワークで活用の機会が増えたZoomのようなWeb会議アプリにも、リマインダー機能が備わっているのが一般的です。こうしたツールにおいては、会議を予約した段階で、会議出席者あてにリマインダーを送付できます。

  • リマインダーはさまざまな場面で活躍しています

    リマインダーはビジネスシーンをはじめ、さまざまな場面で活躍しています