明治安田生命保険相互会社は7月21日、夏休みを前に、夏に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は6月15日〜18日、全国の20〜50代1,120人を対象にインターネットで行われた。

  • 「『理想』と『現実』の夏休み日数の推移/前年と比較した夏休み日数の増減」

今年の夏休みに使う金額の全体の平均額は「6万5,157円」と、昨年から2,914円減少し、2006年の調査開始以来、最低額に。使う金額は全体の45.6%が昨年に比べ「減らす予定」で、そのうち63.0%が「新型コロナウイルスによる外出自粛の影響により使い道がないため」と回答。次点は、「将来の不安のため貯金に回し、使用したくないため」(32.9%)だった。

新型コロナウイルスの感染拡大が今年の夏休みの計画に「影響がある」と回答した人は70.2%。そのうち「予定が決められない」と回答した人が48.3%を占め、1カ月程度先の予定が立てられないと考える人が多い結果となった。

今年の夏休みの平均日数は「7.9日間」となり、2010年以降で最も短い夏休みになる結果に。また、理想の夏休みの日数は「15.8日間」で、理想と現実の夏休みの日数のギャップは「7.9日間」と1週間以上の乖離がみられた。

昨年と比較した夏休みの日数について聞いたところ、「減る予定」と回答した人は15.1%と、昨年に比べ2倍以上に増加した。「小中学校等の夏休み短縮の影響もあってか、今年の夏休みは例年より長期休暇の色合いが薄まっているようです」と調査ではコメントしている。