西武鉄道と東村山市は9日、東村山駅1・2番ホームの発車メロディを7月14日初電車から「東村山音頭」に変更すると発表した。

  • 現在の東村山駅

「東村山音頭」は1961(昭和36)年、東村山町農業協同組合が中心となって作られ、東村山市出身の志村けんさんがテレビ番組内でアレンジして披露したことでも有名。現在も市内の盆踊りなどで流れる定番曲であり、市民に愛されている。

3月29日に新型コロナウイルス感染症で亡くなった志村けんさんが、6月25日に東村山市名誉市民に選ばれたことを受け、志村けんさんの冥福を改めて祈り、その功績に対する感謝の気持ちを込め、東村山駅の発車メロディを変更することになった。

7月14日から使用する「東村山音頭」の発車メロディの音源は、東村山市の市制施行50周年を記念して東村山市が作成し、2014年12月から2016年3月まで東村山駅の一部ホームで使用していた音源となる。1番ホームと2番ホームで、それぞれ異なる発車メロディが流れる。