俳優の中村倫也が主演する日本テレビ系ドラマ『美食探偵 明智五郎』(毎週日曜22:30~)の第8話が、21日に放送された。

【以下にネタバレ要素があります】

  • 小池栄子(左)と中村倫也=日本テレビ提供

地下アイドル“爆音エンジェルズ”のメンバー・ココ(武田玲奈)のライブ中に倒れ病院に運ばれたストーカーの田畑(森永悠希)だが、血液検査で異常は見られず、上遠野警部(北村有起哉)から毒を盛った疑いをかけられた明智(中村倫也)も解放される。

しかし、ココが田畑に食べさせたキノコが、一度症状が改善した後、7日後に死に至る猛毒の“ドクツルタケ”だと気づいた明智は、慌てて田畑の病院へ向かった。

消えた田畑の代わりに待っていたマリア(小池栄子)から、次は苺(小芝風花)を殺すと告げられる。明智は苺を守るため、「事務所で一緒に暮らさないか」と提案。桃子(富田望生)も加わり、明智のもとで共同生活がスタートする。

一方、みどり(仲里依紗)が加わったマリア・ファミリーは、何も知らない田畑を森の小屋に匿い、7日後にココが来ると告げていた。

そんな中、過保護すぎる明智との共同生活にストレスを貯める苺は、明智の許可を得てランチ営業を再開。そこに有閑マダム(丘みつ子)に変装したマリアが客として訪れる。

そして運命の7日目、明智はマリアに会うと言って姿を消したココのGPSが示す場所へ急ぐが、そこにいたのは毒死した田畑とそれを見守るココの2人だけだった。明智は、マリアが自分をおびき出すための罠だと気づくが、その頃、ケータリング先で苺を待ちうけていたマリアは、廃ビルの一室で苺を追い詰めていた。

マリアは目障りな苺に、15年前の自分と明智の運命的な出会いを語る。マリアに詰め寄られ、床に開いた穴に転落しそうになる苺。そこに駆けつけた明智に、マリアは自分こそ運命の相手なのだと迫る。

明智のことが好きだと必死に止める苺の言葉を受け止めながらも、明智はビルから身を投げたマリアに抱きつき、苺の目の前でマリアと共に落ちていくのだった…。