avex×テレビ東京の進化系オーディション番組『ヨルヤン』(毎週月曜日26:50~ ※現在コロナの影響で放送中断中 再開時期未定)の今後の方針が2日、明らかになった。
同番組では、これまで応募者がHPから公開された課題曲を無料ダウンロードし、自由に歌ったりダンスを付けたり楽器を加えたりする、新たなスタイルのオーディションとして話題となっていた。中には、トラックをアレンジしたり、リリックビデオを制作する猛者まで登場していた。
ヨルヤンで公開されていた課題曲は、エイベックスの制作チームが2チームに分かれて企画したもので、ひとつは、人気ボカロPのDECO 27によるアッパーなロックチューン。もう1曲は、これまた最近話題となっている「90年代リバイバル」や「パラパラ」を意識した楽曲に。結果、両楽曲を合わせて1,500投稿を超える応募があり、前述のDECO 27をはじめ現役ディレクターら30名による厳正な審査を経て、下記の「8名(現状はヴォーカリストのみ)」が一次審査を通過していていた。
これまでは上述の通り、課題曲を使って出来上がった思い思いの共創動画を、MixChannel、nana、TikTok、YouTubeなどのSNSへ投稿し、自身の様々なスキルをアピールするという新たなリモート・オーディションだったが、二次審査は対面式の審査を予定していたために、新型コロナウィルスの影響でオーディション自体が中断に。そこで今回新たに発表されたのが、現在ほぼ営業ができない状態に追い込まれているライブハウスで、生バンドを背負ってライヴ・パフォーマンスを行うという形式だ。コロナ収束後の未来を目指して「生の音楽を体感できるライブハウス」での審査を選んだことには「決して、音楽はコロナになんか負けない!」という強いメッセージが込められ、具体的な会場や日時は、後日発表される。