歌手の米良美一が、あす26日に放送されるテレビ朝日系トーク番組『徹子の部屋』(毎週月～金曜13:00～)に出演する。

  • 『徹子の部屋』に出演する米良美一(左)と黒柳徹子＝テレビ朝日提供

97年、映画『もののけ姫』の主題歌の大ヒットで、女声の音域を持つ「カウンターテナー」という存在を世に知らしめた米良。今回は23年ぶりの出演となる。

43歳の時に「くも膜下出血」を発症。生死の境をさまよった。地方公演から帰京した翌朝、自宅で倒れているところを発見された。昏睡状態と覚醒を繰り返した約1カ月半の記憶は、まったくないという。生まれつき骨が弱く、骨折を繰り返す難病のため、リハビリも大変だったそうだ。

「先天性骨形成不全症」という2～3万人に1人といわれる難病のため、15歳までに30回ほどの骨折を繰り返してきた。その難病との闘いは、経験した人にしか語れない生々しさを伴うが、本来の明るくおちゃめな米良の語り口は優しい。

多くの困難を克服し、歌手として復帰した米良が、スタジオでその美声を披露する。