お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次が22日、日本テレビ系情報番組『スッキリ』(毎週月~金8:00~10:25)に生出演。新型コロナウイルスの感染拡大が続いている状況の中での正しい認識について、「『寄らないでください』って言ってるほうが正しい」と強調した。

加藤浩次

番組では、「人との接触8割削減」を実現するためのポイントを紹介。「1m以内での2~3往復の会話」、「2m以上での30分以上の会話」、「握手」、「電車で隣り合う」、「肩をたたく」、「エレベーターでの会話」などが接触にあたると具体例を挙げた。

また、「外出自粛と言われていても、家族みんなで買い物に来ている人がたくさんいます。せめて1人で来てください。それだけで店内の客数もすごく減ります」というスーパーの店員のメッセージも紹介し、加藤は「本当にやめたほうがいい。みんなが考えたほうがいいですね」と徹底を呼びかけた。

子供を公園で遊ばせるときの注意点も紹介され、「お母さんとお子さん2人だけで遊んだり、知り合いに会っても遠くからあいさつする程度にする」「みんなで集まらない、接触も一切しない」などのポイントが伝えられた。

これについて加藤は「微妙なラインだと思う。お互いがちゃんと理解していれば、『距離をおきましょう。感染する可能性がありますから』ってなるけど、こっちがそう思っていても、相手のママとか子供が理解してないで寄ってこられたときに、わーわーって(近寄らないようにさせるのは)しづらい部分がある」と難しさを指摘。

ハリセンボンの近藤春菜も「そうなんですよね。『離れてください』って言っても、『私たちがまるでウイルス持ってるの?』みたいに思われても嫌だし、言いづらいとこではあると思う」と言い、「本当に仲良いメンバーだったら、時間や曜日を話し合って、会わないようにする。お互いを家族だと思って守っていきましょうっていう話し合いができるといいですよね」と呼びかけた。

加藤も「確かにそこは大きい」と同調し、「あとは、『ちょっと寄らないでください』って言ってるほうが正しいんだということですね。ここがみんな間違っちゃいけないところ。『感染しているみたいな扱いしないでよ』って言ってるほうが間違っているんです。はっきり言ったほうが正しいんだということが広がっていくことが一番大事なような気がします」と強く訴えた。