きょう18日に放送されるテレビ朝日系バラエティ番組『激レアさんを連れてきた。』(毎週土曜22:10~ ※一部地域除く)では、「普通のOLさんだったのに、ダイエット目的でジムに行ったらバキバキに鍛えるコースに入ってしまい美ボディを競うコンテストで全日本5連覇中の人」が登場する。

  • (左から)弘中綾香アナウンサー、若林正恭、安西カレン、三浦翔平、高橋真麻=テレビ朝日提供

ユリさんは、現在も銀行のOLを続けながら、「フィットネスビキニ」という競技で全日本5連覇中と、日本では敵無しの絶対的女王。

フィットネスビキニとは、ボディビルと一線を画す、健康的な女性のプロポーションを目指す競技。大会では規定のポーズがあり、出場者たちが磨きをかけた肉体で、女性らしさを競っている。

去年の全日本の大会も、他の追随を許さず優勝したユリさんだが、もとは70キロ近い体重のぽっちゃりOL。家族はそろって大食漢で、母親の体重は80キロ、祖母にいたっては100キロあった。大学時代にはイタリア、オーストラリア、アメリカに留学し、どの国でも服のサイズが3Lという友人たちと大食を楽しむ日々。さらに、銀行に就職すると、体力勝負の営業に配属。体育会系の同僚男子に囲まれ、暴飲暴食が加速してしまった。

このように3つの奇跡が重なり、ユリさんは長い間、ぽっちゃり体形を気にしない人生を歩んできたのだ。

そんなユリさんに30歳のとき、転機が訪れる。母親が急にボディラインのわかる服を着て、痩せることに成功。「自分もダイエットをしよう」と軽い気持ちでジムに入ったが、行きがかり上、ハードなトレーニングに取り組むことになり、初参加のフィットネスビキニの大会で見事に優勝してしまう。そこには鬼トレーナーとの運命的な出会いがあった。

ジムに入った当初、吉川晃司に似て、高倉健ばりに不器用な性格で、中森明菜ばりのウィスパーボイスの鬼トレーナーから逆に太ることを指示されたというユリさん。現在では“美のカリスマ”として熱烈なファンがいるまでになった彼女に課せられた“スポコンドラマ”をもしのぐ、奇想天外で汗と努力に満ちたトレーニングの全貌が明かされる。