水島臨海鉄道は4月1日、営業開始50周年を記念し、同社の車両MRT303号車に50周年記念色塗装を施したと発表した。

  • 営業開始50周年記念塗装を施したMRT303号車

水島臨海鉄道は1970(昭和45)年に設立。倉敷市中心街と水島臨海工業地帯を結ぶ路線を運営し、倉敷市~水島・三菱自工前間で公共交通機関として旅客営業を行うほか、東水島駅を拠点とした鉄道コンテナ輸送を中心に貨物営業も展開する。

営業開始50周年を記念し、MRT303号車に施された50周年記念色塗装は、飛躍への情熱を表現した赤と、安全の象徴とする青をコンセプトに、座席シートも岡山県出身のデザイナーによる暖色系の格子模様柄を採用し、内外装ともにイメージを一新した。

  • MRT303号車の前面

この車両は今後1年間、50周年記念ヘッドマークを取り付けて運行する予定。なお、新型コロナウイルス感染症対策として、出発式は関係者のみで実施したとのこと。