きょう20日に最終回を迎えるTBS系ドラマ『病室で念仏を唱えないでください』(毎週金曜22:00~)。このたび主演の伊藤英明をはじめ主要キャストが続々とクランクアップを迎えた。

  • 『病室で念仏を唱えないでください』

    左から伊藤英明、ムロツヨシ、片寄涼太

主人公・松本照円役の伊藤と、松本とたびたび衝突する心臓外科医・濱田達哉役のムロツヨシはそろってクランクアップ。丸坊主に袈裟を着た僧侶姿もすっかり様になった伊藤だが、約4カ月間の撮影を振り返り、スタッフやキャストに感謝を述べるとともに「同世代の3人組(中谷美紀、ムロツヨシ)でまた作品が携われたら」と、中谷・ムロとの再共演を望んだ。一方、ムロは「今回は普段にも増して、やりがいのある役で楽しかった!」と濱田役への手応えを話した。

伊藤やムロとは別のシーンでクランクアップした児嶋眞白役の松本穂香は「皆さんから学んだことを今後も活かして、もっと人として成長していけるよう頑張ります」と挨拶。そこへ研修医・田中玲一役の片寄涼太が花束を持ってサプライズで登場。一足先にクランクアップしていた片寄は僧侶姿で駆け付け、松本に花束を渡し労をねぎらった。片寄は動画配信サービス「Paravi(パラビ)」のParaviオリジナルストーリー「病室で念仏を唱えないでください~サトリ研修医・田中玲一~」では主人公として出演、本編と共に番組を盛り上げた。

そして、伊藤・ムロの前日にクランクアップした三宅涼子役・中谷美紀は、「“救うって何だろう”というセリフの中で、“演じるって何だろう”という思いで演じてきました。その思いを大事に今後も一つ一つの作品に向き合っていきたいと思います」と話し、キャストとスタッフに感謝の想いを伝えた。

「生と死」という重いテーマを扱いながら、僧侶であり医師でもあるという珍しい主人公の設定から巻き起こる騒動や、個々の登場人物の性格や、やりとりで発生するコミカルな要素も楽しめる『病室で念仏を唱えないでください』。今夜の最終回で、どのような結末を迎えるのか。

キャストのコメントは以下の通り。

■伊藤英明
自分が座長として、どこまで出来るのかとの不安もあった中で、無事クランクアップを迎えることができて皆さまに感謝しています。許されるなら、この作品で出会えた最高の同世代3人組でまた作品に携われたらうれしいです。最後に、「テセウスの船で、念仏を唱えつづくよどこまでも!」皆さんお疲れさまでした。

■ムロツヨシ
無事に終了することができました。ありがとうございました。今回の役は、いつにも増してやりがいのある役で楽しかったです(笑)。ネットなどに押されている昨今ですが、今後もテレビドラマは凄いと思われる作品に関わっていきたいです。

■松本穂香
伊藤さん、中谷さん、ムロさんをはじめ、皆さんとお芝居ができてうれしかったです。芝居は難しいけど、芝居は演じる“人”が出ます。皆さんから学んだことを今後も活かして、もっと人として成長していけるよう頑張ります。

■中谷美紀
とても温かいチームで、皆様眠れない日々にも関わらず不平不満を述べることなく、本当に明るく楽しい現場を作ってくださったこと、本当にありがとうございました。そして、素晴らしい伊藤英明さんという主演に導かれて、皆様とご一緒できたことうれしく思っています。そして、私はいつも「救うって何だろう」というセリフの中で、「演じるって何だろう」という思いで演じてきました。その思いを大事に今後も一つ一つの作品に向き合っていきたいと思います。

  • 『病室で念仏を唱えないでください』
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