日々忙しく過ごしているビジネスパーソンであれば、キャッシュレス決済の利便性やポイント還元、各種特典などのメリットから、クレジットカードや電子マネーのお世話になっているという人は多いことだろう。

今回は特に高所得者、年収1,000万円以上のマイナビニュース会員300人にアンケートを実施し、所持している「クレジットカードランキング」を調べてみた。

  • どんなクレジットカードを持っていますか?

Q.あなたはクレジットカードを持っていますか?

「はい」(91.0%)
「いいえ」(9.0%)

Q.何枚のクレジットカードを持っていますか?

「5〜9枚」(30.8%)
「3枚」(21.6%)
「2枚」(18.3%)
「1枚」(11.4%)
「4枚」(9.5%)
「10枚以上」(8.4%)

Q.あなたの持っているカードは何ですか?(複数選択可)

1位「楽天カード」(50.2%)
2位「JCBカード」(37.7%)
3位「Yahoo!Japanカード」(34.8%)
4位「イオンカード」(26.7%)
5位「三井住友カード」(26.0%)
6位「セゾンカード」(23.8%)
7位「JALカード」(18.7%)
8位「dカード」(17.6%)
9位「ANAカード」(16.5%)
10位「ビューカード」(15.4%)

Q.あなたの持っているクレジットカードのうち、最も使っているものはどれですか?

1位「楽天カード」(21.6%)
2位「JCBカード」(12.1%)
3位「Yahoo!Japanカード」(10.6%)
4位「三井住友カード」(7.7%)
5位「JALカード」(5.9%)
6位「アメリカン・エキスプレス・カード」(4.8%)
7位「イオンカード」(4.4%)
7位「dカード」(4.4%)
9位「ビューカード」(2.9%)
9位「ANAカード」(2.9%)

Q.そのカードを最も多く使っている理由は何ですか?

■「楽天カード」

・「ポイントが貯まりやすい。ネットでの買い物が多いので」(46歳女性/サービス/事務・企画・経営関連)
・「よく使うネットショッピングでポイントが増える」(57歳女性/教育/専門サービス関連)
・「ポイントが貯まり、使用できる可能性が一番高い」(54歳男性/専門店/事務・企画・経営関連)
・「ポイント還元率が高く、色々な特典やキャンペーンがあるから」(40歳女性/食品/技能工・運輸・設備関連)
・「楽天スーパーポイントが貯まるから」(70歳男性/教育/専門サービス関連)
・「普段から楽天市場で買い物をしており、ポイントが貯まりやすく、楽天市場で貯まったポイントを使えるから」(57歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)
・「年会費無料」(56歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)

■「JCBカード」

・「使用できるお店が多く、利用しやすい」(39歳女性/サービス/専門職関連)
・「Pasmoと一体でオートチャージだから」(51歳男性/総合商社/営業関連)
・「Tポイントが貯まるから」(55歳男性/輸送用機器/営業関連)
・「ポイントが商品券にでき、使いやすい」(45歳男性/コンピューター機器/IT関連技術職)
・「昔から持っているから」(59歳男性/不動産/専門職関連)

■「Yahoo!Japanカード」

・「Tポイントが沢山貯まる」(61歳男性/官公庁/事務・企画・経営関連)
・「インターネットの口コミや評判がすごく良かった」(42歳男性/その他/IT関連技術職)
・「ポイント付加があり、使い勝手がよい」(63歳男性/その他/事務・企画・経営関連)
・「ヤフーショッピングで良く使う」(56歳男性/食品/技能工・運輸・設備関連)

■「三井住友カード」

・「まとめるため。メインバンクなので」(58歳男性/サービス/事務・企画・経営関連)
・「自分は三井住友ビザカードの『くまモンカード』を利用しているが、これの利用により、熊本地震復興支援に協力ができる。また、貯まったポイントはiDへ代えることで、多くの店で使える」(49歳女性/教育/事務・企画・経営関連)

■「JALカード」

・「JAL国際線に、年20往復ほど乗るので」(57歳男性/その他電気・電子関連/事務・企画・経営関連)
・「マイルが貯まる」(39歳男性/フードビジネス/販売・サービス関連)
・「マイルを貯めている。限度額が一番高い」(46歳男性/医療用機器・医療関連/専門職関連)

■「その他」

・「アメリカン・エキスプレス・カード: ステータスがある。ホテルや飛行機の予約を行うと、様々な優待を受けられる」(40歳男性/通信関連/事務・企画・経営関連)
・「イオンカード: 使いやすい。イオン系列のお店によく行くから」(48歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「dカード: ドコモの携帯料金の10%がポイント還元される。ポイントの使い道が幅広い。家族間でポイントの流用が可能」(56歳男性/銀行/事務・企画・経営関連)
・「ビューカード: ポイント還元率が高い。スイカ機能も付いている。スイカにオートチャージやクレジットチャージができる」(59歳女性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「ANAカード: 集中してポイントを貯めている」(53歳男性/半導体・電子・電気機器/メカトロ関連技術職)

Q.あなたは高級クレジットカード(ゴールドカード、プラチナカード、ブラックカード)を持っていますか?

「はい」(52.4%)
「いいえ」(47.6%)

Q.高級クレジットカードは何枚持っていますか?

「1枚」(71.3%)
「2枚」(20.3%)
「3枚」(4.2%)
「4枚」(2.1%)
「5枚」(0.7%)
「6枚」(0.7%)
「7枚」(0.7%)

Q.あなたの持っている高級クレジットカードの中で、最も利用しているものはどれですか?

1位「JCBカード」(18.2%)
2位「イオンカード」(10.5%)
2位「JALカード」(10.5%)
4位「dカード」(9.8%)
5位「楽天カード」(8.4%)
6位「アメリカン・エキスプレス・カード」(7.7%)
7位「ANAカード」(7.0%)
8位「三井住友カード」(6.3%)
9位「MUFGカード」(2.8%)
9位「DCカード」(2.8%)

Q.その高級クレジットカードを最も多く使っている理由は何ですか?

■「JCBカード」

・「還元ポイントや、受けられるサービスが多い」(57歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)
・「ポイントも貯まりますが、優待、特典がとても良いので」(45歳女性/フードビジネス/専門サービス関連)
・「家族カードで、家族と一緒に使っている」(49歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「見栄のため」(29歳男性/官公庁/公共サービス関連)
・「信頼性が高いから」(37歳男性/サービス/専門職関連)

■「イオンカード」

・「近くにイオンがあり、株主だから」(63歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「イオンラウンジを無料で使用出来る」(50歳男性/その他/公共サービス関連)
・「優待の充実、年会費無料」(43歳男性/ガラス・化学・石油/その他技術職)

■「JALカード」

・「海外旅行が多いから」(62歳男性/その他/営業関連)
・「マイルが凄く貯まる」(52歳男性/フードビジネス/事務・企画・経営関連)
・「空港のラウンジを使えるので」(30歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「還元率が高い」(56歳男性/通信関連/IT関連技術職)

■「dカード」

・「ポイント還元率が高いのと、優待キャンペーンが多いから」(44歳男性/レジャーサービス・アミューズメント・アート・芸能関連/事務・企画・経営関連)
・「年1回付くポイントがお得なので、年会費を払っています」(59歳男性/銀行/営業関連)
・「docomo光を利用しており、ポイント付与が高いから」(49歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)

■「楽天カード」

・「還元率が高い」(36歳男性/生命保険・損害保険/事務・企画・経営関連)
・「ポイントの還元率が高く、優待がとてもいいですね」(37歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)
・「楽天スーパーポイントが貯まる」(70歳男性/教育/専門サービス関連)

■「その他」

・「アメリカン・エキスプレス・カード: ステータスがある。カード付帯のコンシェルジュサービスが優秀。ホテルや飛行機の予約をすると、アップグレード優待される」(40歳男性/通信関連/事務・企画・経営関連)
・「ANAカード: 飛行機を利用する頻度が高いから」(44歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)
・「三井住友カード: 海外での保険がついている。ラウンジが使える」(67歳男性/医療・福祉・介護サービス/その他技術職)
・「MUFGカード: 家計用だから」(43歳男性/サービス/専門サービス関連)
・「ビジネスカードで、使い勝手が良い」(50歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)

■総評

調査の結果、年収1,000万円以上のマイナビニュース会員のうちクレジットカードを持っている人は91.0%と、大多数がクレカ所持者であることがわかった。カードの所持枚数を聞くと、「1枚」が11.4%、「2枚」は18.3%、 「3枚」は21.6%と、半数以上(51.3%)が3枚以下となった。一方で、「10枚以上」カード持っているという人も8.4%いた。

持っているカードが何であるかを聞いたところ(複数選択可)、1位は50.2%を集めた「楽天カード」となった。以下、2位「JCBカード」(37.7%)、3位「Yahoo!Japanカード」(34.8%)、4位「イオンカード」(26.7%)、5位「三井住友カード」(26.0%)までがトップ5に入った。

所持しているカードの中で最も使っているものを訊ねると、1位「楽天カード」(21.6%)、2位「JCBカード」(12.1%)、3位「Yahoo!Japanカード」(10.6%)、4位「三井住友カード」(7.7%)、5位「JALカード」(5.9%)の順となった。所持してるカードの3位だった「イオンカード」は7位に順位を下げ、同じく5位だった「三井住友カード」は4位に、7位だった「JALカード」が5位にそれぞれ順位を上げている。また所持カードでは11位に過ぎなかった「アメリカン・エキスプレス・カード」が、最も使っているカードでは6位に躍進している。

そのカードを最も多く使っている理由としては、各カードに共通して「ポイントが貯まる」「利用しやすい」「ネットでよく使う」「信頼できる」などの声が寄せられた。上位のカードに見られる傾向として、「楽天カード」「Yahoo!Japanカード」「イオンカード」など流通系のカードでは「ポイント付与率/還元率」や「使い勝手の良さ」が、信販系の「JCBカード」では「提携店舗の多さ」「特典/サービスの良さ」が、銀行系の「三井住友カード」では「信頼性」が、交通系の「JALカード」は「マイルが貯まる」ことなどが高い評価につながっているようだ。

特にネット通販を主体とした流通系カードは日頃の通販利用でポイントが貯まりやすく、人気となっている。銀行系ではあるものの上記の「三井住友カード」も、もしかしたらAmazonと提携したカード「Amazon Mastercard」を発行していることも評価されているのかもしれない。

次に、高級クレジットカード(ゴールドカード、プラチナカード、ブラックカード)を持っているかどうかを聞いた。結果は「はい」が52.4%、「いいえ」は47.6%で、所持している人がやや多い。所持している枚数は、「1枚」が7割以上の71.3%。「2枚」は20.3%、「3枚」は4.2%で、「4枚以上」はごくわずかだった。

所持している高級クレジットカードの中で最も利用しているものは、1位「JCBカード」(18.2%)、2位「イオンカード」「JALカード」(各10.5%)、4位「dカード」(9.8%)、5位「楽天カード」(8.4%)が上位5つ。先に聞いた「所持しているカードの中で最も使っているもの」と比較すると、1位だった「楽天カード」が5位に下がり、2位の「JCBカード」がトップへ、3位の「Yahoo!Japanカード」は13位と大きく順位を下げた。4位だった「三井住友カード」が8位になる一方、5位だった「JALカード」は「イオンカード」と並んで2位に、7位の「dカード」は4位となっている。6位の「アメリカン・エキスプレス・カード」は順位を維持した。

その高級クレジットカードを最も多く使っている理由としては、先の回答にあった「ポイントが貯まる」「通販や実店舗で使い勝手がいい」などに加え、「各種サービスが受けられる」「マイルが貯まる」「空港ラウンジなどが利用できる」「信頼性が高い」「ステータスがある」など、高級カードならではと思えるコメントも見られた。特に海外旅行や海外出張と関連した評価ポイントは、高収入のビジネスパーソンなればこそといえるかもしれない。

今回は「年収1,000万円以上」に限定した調査であったため他の所得層との比較はできないが、「年収1,000万円以上」の人たちの高級クレジットカード所持率は5割を超え、かなり高率な印象だ。また、一般カードでは「楽天カード」の強さが際立っていたが、高級クレジットカードでは順位に大きな変動が見られ、そこも興味深い。

高級クレジットカードは商品購入時の使用では一般カードと大きな差異はないものの、コンシェルジェサービスや宿泊優待サービスなど提供されるサービスの質の高さや、旅行傷害保険自動付帯などでメリットを打ち出している。特に海外に出かける機会が多い場合には、充実した各種サービスやステータスの高さによる恩恵を感じている人は多いかもしれない。高級クレジットカードは、そのカードにふさわしい場所で大いにその実力を発揮しているようだ。

調査時期: 2020年3月9日
調査対象: 年収1,000万円以上のマイナビニュース会員
調査数: 300人
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません