NTTレゾナントが運営する「goo+dランキング(グッドランキング)」はこのほど、「検索数から見る人気温泉地ランキング」を発表した。2019年1月22日~2020年1月23日の調査期間、「gooウェブ検索」の検索ログから、日本の温泉地の検索数を調査してランキング化した。

  • 人気温泉地ランキング(2019年1月22日~2020年1月23日)

1位は、兵庫県にある「有馬温泉」だった。有馬温泉は、環境省が療養泉として指定する主成分を豊富に含んだお湯を提供している。1,000m以上掘削して温泉をくみ上げるためにケースもあるが、同地では、浅い場所(300mまで)から湧き出る温泉を利用しているという。

2位は、1位と同様に兵庫県の「城崎温泉」がランクインした。外湯巡り発祥の地として知られている同温泉は、7つの外湯巡りが有名。宿泊する旅館や、町内にあるお店では浴衣のレンタルをしており、色とりどりの浴衣を着た宿泊者でにぎわっているとのこと。

3位にランクインしたのは、愛媛県の「道後温泉」だった。無加温・無加水の「源泉かけ流し」の温泉は、日本人の肌に優しいだけでなく、美容にもよいとされるアルカリ性のお湯であるという。

「温泉」を含む世代別×性別の検索数を世代別と性別で調べたところ、男性は65歳以上が最も高く、年齢が上がるにつれ、温泉への関心度が高くなっている。女性は55~64歳が最も高かった。男性と比べて女性は25~64歳の年代は、温泉への関心度が高くなる傾向にあることがわかった。

  • 「温泉」を含む世代別×性別の検索数