gooランキングは2月25日、日本の行政区画「都道府県」をテーマに、「ぶっちゃけ漢字で書けない都道府県ランキング」を発表した。gooランキング編集部が「リサーチプラス」モニター(20~40代)に対しアンケートを行い、その結果を集計した。調査日は2020年2月14日、有効回答は500人。

漢字で書けない都道府県、1位「ぎふけん」

  • ぶっちゃけ漢字で書けない都道府県ランキング

漢字が書けない都道府県の1位に選ばれたのは「ぎふけん(岐阜県)」。同県は大河ドラマ『麒麟がくる』で注目を集めている明智光秀ゆかりの地。地名となった経緯は諸説あり、稲葉山(現在の金華山)に居城を構えた織田信長が禅僧に地名として進言された候補「岐山」「岐陽」「岐阜」の3つから選んだとされている。

2位は「いばらきけん(茨城県)」。「茨城」に使用されている漢字「茨」は、薔薇などのとげを持つ小木・低木を指す言葉に由来している。奈良時代の書物『常陸国風土記』には、武人・黒坂命(くろさかのみこと)がいばらで城を築いて豪族を滅ぼしたという話があり、これが「茨城」になった理由ではないかと言われている。

3位は「にいがたけん(新潟県)」。現在の県名になったのは、明治新政府が1869年に開港場である新潟町(現在の新潟市)を県庁所在地とし、「新潟県」を設置したためとされているが、漢字「新潟」の由来ははっきりしていないという。

以下、4位「とちぎけん(栃木県)」、5位「えひめけん(愛媛県)」、6位「しがけん(滋賀県)」、7位「かごしまけん(鹿児島県)、8位「さいたまけん(埼玉県)」、9位「おきなわけん(沖縄県)」、10位「みやぎけん(宮城県)」の順となった。