女優の名取裕子が、きょう11日に放送されるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『10の秘密』(毎週火曜21:00~)第5話の見どころを語った。

  • 名取裕子(左)と仲間由紀恵=カンテレ提供

名取が演じる白河純子は、圭太(向井理)の母親で、瞳(山田杏奈)の祖母。元教師ということもあり、厳しく圭太に接する部分もあるが、瞳にとってはとても優しいおばあちゃんという役どころだ。

自身の役柄について名取は「(誘拐)事件に直接絡んでいるわけではないので、違う視点から(圭太と瞳の親子を)見ている」と話し、「今後の展開で、純子の口からも秘密が出てくる」と、圭太と純子の親子の間にも秘密があり、今後明かされることをほのめかした。

先週放送の第4話では、純子が圭太の家に忍び込んでいた由貴子(仲間由紀恵)に鉢合わせする緊張感のあるシーンがあったが、「対立しなければならない(義理の)元親子ですので、仲良くしてはいけないと思うのですが、(仲間の)お子さんのお話で仲良くなってしまったり(笑)。仲間さんは良いお母さんなので『(由貴子役は)実際と180度違う役をやるというのは逆に面白いかもね』なんて話もしたり」と、撮影現場での“秘密”のエピソードを明かす。

また、第5話の見どころについて、「翼(松村北斗)の新しい秘密が明かされますし、3億円も気になりますし、長沼(佐野史郎)も暗躍しているし、由貴子と竜二(渡部篤郎)もだましあいですし、いろんなところで合戦が起きて、戦国時代のようになる。ここまでやられっぱなしだった圭太が、由貴子に反撃ののろしを上げる」と予告。

ここまで謎のベールに包まれていたピアニストの翼の秘密もついに明かされるが、新たな展開を迎える物語について「(登場人物たちは)秘密を話しているけれど、それが本当かうそかが分かりません。言っていることの裏に、もう1つの秘密があったりしそうなところが、この作品の面白いところだと思います」と呼びかけた。