俳優の木村拓哉が3日、都内で行われた『映画ドラえもん のび太の新恐竜』(3月6日公開)の公開アフレコイベントに登場。ドラえもんと“初会話”を繰り広げ、そのやりとりに報道陣から笑いが起こった。

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    『映画ドラえもん のび太の新恐竜』公開アフレコイベントに登場した木村拓哉

『ドラえもん』連載開始50周年という記念すべき年に公開される本作は、のび太が双子の恐竜キューとミューに出会って始まる物語。キューとミューの仲間の恐竜たちを探して、6600万年前の白亜紀を舞台にのび太たちが大冒険を繰り広げる。

のび太たちの運命のカギを握る大切な役となる、怪しい猿の姿をした謎の男・ジル役を演じる木村は「『ドラえもん』の50周年という記念作品に参加させていただくこと自体が、自分の中では光栄なこと」と喜びを表現。そして、大勢の報道陣の前で公開アフレコに初挑戦し、「まさかのみなさん向きだったので、ちょっと恥ずかしいのと、裏側を見られている感じが緊張しました」と照れ笑いを浮かべた。

その後、「来ちゃったよーん! わいわーい! 木村さん木村さん! 僕、木村さんに聞きたいことがたくさんあったので、どこでもドアで来ちゃいました!」とテンション高くドラえもんが登場。木村が「あ、はい。ドラえもんのテンションはちょっと不安にさせられる部分はあるけど…。今、僕ら2人で話しているわけじゃないからね。そのことだけよーく考えてお話ししようね」とアドバイスすると、「はーい!」と答えた。

1カ月ぶりにドラえもんと再会したという木村は、ドラえもんに慣れたか聞かれると「慣れたというか、会話をさせていただくのは今日が初なので、すごく僕自身も緊張しています」と告白。そして、「空気読めよ!」とドラえもんに忠告すると、ドラえもんは「が、頑張る。頑張って空気読みます!」と返し、2人のやりとりに会場から笑いが起こった。

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ここからドラえもんが質問攻めに。「もし僕と1日一緒に過ごすとしたら何がしたいですか?」という質問に、木村は「どこでもドアでいろんなところに行ってみたい」と答え、「苦手なものはありますか?」と聞かれると、「テストとかは嫌いですよ。のび太と一緒です。だからすごいのび太の気持ちがわかる」と答えた。

また、「もっと歌をうまくなるにはどうしたらいい?」というジャイアンから預かった質問をぶつけられると、「ジャイアンはうまい下手とかではなくて、彼らしい表現を貫き通せばいいと思う」と答え、「しずかちゃんが木村さんの初恋のお話を聞きたいって言ってました」と初恋の思い出を聞かれると、「のび太と同い年くらいのときの同級生だったかな」と打ち明けた。

さらに木村は「のび太はしずかちゃんに気持ちを伝えている。その点に関しては、のび太のほうが優れていると思う。(自分は)そのとき伝えてないので、その点に関してはのび太のほうが上ですね。すごいと思う」とのび太に感心。最後に、「何でも手に入るとしたら何がほしいか」と聞かれると、「ドラえもんのポケット」と答えた。

フォトセッションでは、ドラえもんのほか、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫も登場。木村はそれぞれとハイタッチをして交流を楽しんでいた。

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