俳優で歌手の菅田将暉が30日、東京･渋谷のNHKホールで行われた『第70回NHK紅白歌合戦』(12月31日19:15～23:45)のリハーサルに参加。報道陣の囲み取材に応じ、この日のヘアスタイルについて語った。
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菅田将暉 撮影：宮川朋久
初出場となる菅田は、米津玄師が作詞・作曲・プロデュースを務めた「まちがいさがし」を披露。リハーサルを終え、「『すごいところに来たな』『こんなところにいるんだ』と不思議な気持ちでした」「段々エンジンがかかってきたら終わっちゃって」と振り返り、「本番では最初からエンジンかけなきゃ」と自らに言い聞かせる。「すごく緊張していたんですけど、横にいた五木(ひろし)さんや氷川(きよし)さんが話し掛けてくださって」と2人の気遣いに感謝した。
昨年末を「実家のリビングで紅白を観ていました。米津玄師も出ていましたし」と懐かしむ菅田は、「一生に何度もないこと。『お邪魔させていただきます』という気持ちでした」と今回を貴重な機会と捉えているようで、「親族が喜んでくれて、親孝行もできたかな」とうれしそうに話す。
金色に染めて立ち上げた髪型については、「作品に入っているわけではないんですけど気分的に」と役作りではないことを前置きし、「この前まで舞台やっていたので見た目を変えて、(色を)抜かないとなと思い、抜いてみて。白組だし、いいかなと。今日はリハなので、とりあえず顔を(見えるように)。記者会見行けなかったので、お披露目だと思って顔を」と気分転換や紅白も意識した髪型であることを明かした。
2019年も多忙を極めた菅田。「今年はずっと怒っている役ばっかりで。なんでこんなに怒ってるんだろう、なんのためにこんなに涙を流してるんだろうというような一年で」と出演作を思い浮かべながら、「この世界に入って10年という節目の年でもあったんですけど、ドラマも映画もやり、ツアーもやり、まさかここにきて最後に紅白。すごく濃い一年でした」と充実感を漂わせ、象徴する漢字一文字を「命」と表現。感慨深げに「命懸けたな」とつぶやいていた。
