2020年1月からスタートするドラマ『SEDAI WARS』(MBSは1月5日スタート 毎週日曜 24:50~、TBSは1月7日スタート 毎週火曜 25:28~)のトークショー付き制作発表上映会が19日、都内で行われ、主演の山田裕貴、坂本浩一監督が出席した。

ドラマ『SEDAI WARS』の制作発表上映会に出席した山田裕貴、坂本浩一監督(左から)

ドラマ『SEDAI WARS』の制作発表上映会に出席した山田裕貴

近未来の日本を舞台に、時の内閣総理大臣に代わって日本を治める大統領を、各世代の代表者がVR空間内で行われるバトル「SEDAI WARS」で決めるという奇想天外なストーリーを描いた同ドラマ。主演の山田裕貴がゆとり世代の柏木悟役に扮し、団塊世代には西岡徳馬、鈴木正幸、バブル世代には岡田浩暉、横山めぐみらが脇を固め、時の総理大臣には大友康平が演じる。

1月23日からMBSでスタートする『ホームルーム』との2作品同時期で初主演を務める山田は「僕はゆとり世代で出世欲もない上昇志向もない柏木悟という役を演じます。僕が今まで演じた中で一番ナヨナヨした感じの役ですね。アクションだけじゃなく、何が世界を変えていくのかというところが見どころだと思います。カッコいいシーンは一切ないことは先に言っておきます」とアピールした。

山田は、坂本監督とのタッグは同ドラマで4作品目となり、「デビューした時からお世話になった唯一の方です。成長したところを見せられたらと思いながら現場に挑みました」と話し、坂本監督は「毎回お仕事が一緒になる度に大きい存在になっているんです。今じゃ自由にどうぞ、という感じですね」と山田の成長を認めていた。

トークショーでは5つの世代を代表するキャスト陣も紹介。中でも山田は「僕のイチオシは(ロスジェネ世代の)出合正幸さん。スケバンの衣装でアクションの途中に気合を入れるシーンでいきなり『いやーーーー』と言い出して現場で大爆笑でした」と暴露すると、客席にいた出合がステージにあがって「台本になくて、女性の掛け声を色々と研究していたんです。女性って『やー』って言うじゃないですか。それをアレンジしたら『いやーーーー』になったんです(笑)」と説明。さらに山田と着ていたセーターの色が同じで「色も被っちゃってごめんなさい」と平謝りすると、山田は「なんでまさかのペアルックなんですか(笑)」と会場の笑いを誘っていた。