俳優の山田裕貴が、2020年1月スタートのMBS・TBSドラマ『SEDAI WARS(セダイウォーズ)』とMBSドラマ『ホームルーム』で主演を務めることが25日、明らかになった。連続ドラマ初主演にして異例の同時期2作品主演となる。

  • 山田裕貴

    『SEDAI WARS(セダイウォーズ)』 (C)「SEDAI WARS」製作委員会・MBS

『SEDAI WARS(セダイウォーズ)』は、世代間の軋轢によって様々な問題が深刻化した近未来の日本が舞台。社会が崩壊の一途を辿っている中、時の内閣総理大臣に代わって日本を治める大統領を決めるという「SEDAI WARS」の開催が発表された。それは“SEDAI(セダイ)”と呼ばれる各世代の代表者がVR空間内でバトルロイヤルを行うという内容。団塊、バブル、ロスジェネ、ゆとり、そしてミレニアル。果たして、勝つのはどの世代か!? 山田は、SEDAIに選ばれてしまったゆとり世代の主人公・柏木悟を演じる。

山田は「柏木悟という、僕が演じた中でも一番冴えない男が世界を変えます。どう考えたって世界を変えられなさそうな男が世界を変える。やはり人の心です。人柄です(笑)。大人たちが真剣に、真面目にバカをやって、現場は毎日大笑いした作品です。ぜひ、皆さんもこれを見て笑顔になってくれたら嬉しいです」とコメントしている。

  • 山田裕貴

    『ホームルーム』 (C)「ホームルーム」製作委員会・MBS (C)千代/講談社

『ホームルーム』は、講談社のウェブコミック配信サイト「コミックDAYS」で連載されている千代氏の学園サイコ・ラブコメ『ホームルーム』が原作。山田が演じるのは、さわやかイケメン教師・愛田凛太郎。学園でも女子生徒からダントツの人気で、「ラブリン」の愛称で親しまれている。そんな愛田先生が担任するクラスでは、生徒の桜井幸子に対して毎日不快なイタズラが続いていた。愛田先生は、幸子がイジメられる度に助けに向かい、優しく手を差し伸べ、幸子にとってまさに“ヒーロー”となるが、実は幸子をいじめていた犯人は愛田先生本人だった。幸子が好きすぎるあまり、自分でイジメて自分で救う、自作自演の救出劇を繰り返し、幸子のヒーローを装う愛田先生。歯止めがきかないこの恋は、果たして純愛なのか…!?

山田は「とうとうぼくの変態性が世にばれてしまう時がきてしまいました(笑)。共演する皆様にも気持ち悪がられると思います(笑) いや、役です。あくまで愛田という男が悪いのです。でも、この世界観でぼくの奥底に眠る化け物を存分に皆様にいじってもらおうと思います。どうか皆様が、山田裕貴のことを嫌いになりませんように。すべてが作品への、役への、皆様への愛故ですから」とコメントしている。

『SEDAI WARS(セダイウォーズ)』は、MBSで2020年1月5日より毎週日曜24:50~、TBSで2020年1月7日より毎週火曜25:28~放送。『ホームルーム』は、MBSで2020年1月23日より毎週木曜24:59~放送ほか。