2019年12月21日に公開される映画『仮面ライダー 令和ザ・ファースト・ジェネレーション』は、令和最初のライダー『仮面ライダーゼロワン』と平成最後のライダー『仮面ライダージオウ』が共演を果たすメモリアルな作品である。まったく世界観の違う2つの「仮面ライダー」がどのように交わるのか、平成、令和をまたぐ仮面ライダーの壮大なる「歴史」をゆるがす巨大な敵とは何か、など公開前からファンの間で大きな話題を集めている。

  • 渡邊圭祐(わたなべ・けいすけ)。1993年生まれ。宮城県出身。大学在学中にスカウトされ、仙台でファッションモデルを務めた後、2018年に上京。『仮面ライダージオウ』のウォズ役で俳優デビューを飾る。2019年6月に初写真集「その節は。」をリリースし、重版決定。TBS1月期火曜ドラマ「恋はつづくよどこまでも」の出演が決定しているなど、今後の活躍に注目が集まっている。撮影:大門徹

今回は『仮面ライダージオウ』で仮面ライダーウォズ/ウォズを演じ、映画でも大活躍を見せる渡邊圭祐にインタビューを敢行。『ジオウ』テレビシリーズ最終回の後を受けた本作でのウォズの立ち位置や、役にかける意気込み、ウォズの名場面などを語っていただくと同時に、これから俳優としてどんな役を演じてみたいか、という希望についても話をうかがった。

――『仮面ライダージオウ』が最終回を迎えてから、はや3か月あまりが経とうとしています。普通の高校生として"戦い"のない時代を生きる常磐ソウゴ(演:奥野壮)をそっと見守るウォズでしたが、こんどの映画『仮面ライダー 令和ザ・ファースト・ジェネレーション』では、ソウゴたちが『仮面ライダーゼロワン』の飛電或人(演:高橋文哉)と遭遇することにより、また新たな戦いの日々を迎えるような雰囲気です。久々にウォズを演じる渡邊さんは、今回の映画にどんな思いを抱かれましたか?

撮影スケジュールで言うと、テレビの最終回があって、そこからVシネクスト『仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ』(2020年初春に期間限定上映、4月22日にBlu-ray&DVD発売)の撮影があり、そして『仮面ライダージオウ ファイナルステージ』(10月)を経て、今回の冬映画に入っています。ここまで連続していましたから、久々という感覚はなかったんです。マラソンでいえば、長い距離をずっと走り続けていて、ついに最後の直線を迎えてゴールが見えた……という感じでしょうか。

――映画ではジオウとゼロワンが共演することが明らかとされていますが、そうするとソウゴがふたたびジオウに変身するための"理由"が必要になると思います。渡邊さんが映画の台本を読まれたとき、どんなことを感じましたか。

とても面白いストーリーだと思いました。僕が気になっていたのは、やっぱり『ジオウ』メンバーのこと。変身していたときの記憶を持たないソウゴやゲイツ(演:押田岳)、ツクヨミ(演:大幡しえり)がどのようにしてふたたび戦うことになるのかの理由です。

『ジオウ』の第1話みたいに、ウォズがソウゴの前にフードを被りながらまた現れたりするのかなとか、最初はウォズ1人で新たな敵と戦っていたりするかなとか、いろいろ想像してはいましたけどね。台本にはしっかりと、ソウゴたちが記憶を取り戻すくだりが描かれています。「なるほど、そうやるのか!」と納得したのが率直な感想でした。

――渡邊さんをはじめ『ジオウ』のみなさんと『ゼロワン』のキャストたちは、今年8月に行われたバトンタッチイベントで顔を合わせて以来の共演となりますね。『ゼロワン』メンバーと久々にお会いした印象はいかがでしたか?

キャストみんなが仲良くて、チームワークがいいと思いました。映画で僕たちが午前に撮影して、午後から不破諫(演:岡田龍太郎)、刃唯阿(演:井桁弘恵)の出番があるので、支度部屋で一緒だった時間があったんです。そこに迅(演:中川大輔)と滅(砂川脩弥)もやってきて、ずっとはしゃいでる(笑)。 僕たち『ジオウ』メンバーも仲がいいんですが、少しタイプが違うと言うか、向こうは「クラスの人気者グループ」みたいにハジケた若さを感じました。僕たちはどうだったのかと『ジオウ』の最初のころを思い出すと、わりとみんな出会った瞬間から「壁」のない状態で、自然に仲間同士になっていました。1年間かけてだんだん交流を深めていくとかではなく、最初から現在までまったく同じ関係性。中高一貫の学校で全員クラスが一緒で……みたいな"日常"感覚で最初からなじんでいましたね。