阪神電気鉄道は、魚崎~芦屋間の上り線(大阪梅田方面)を11月30日の始発列車から高架線路に切り替えて運行することを記念し、長年にわたり使用してきた地上線を歩き、新駅舎を見学する親子向けイベント「旧線ウォーク」を12月7・8日に実施する。

  • 青木駅西踏切

このイベントでは、実際に列車が走行していた地上の線路を歩く「旧線ウォーク」のほか、深江駅旧駅舎に阪神電車への思いを記す落書きコーナーが設置され、深江駅旧ホームでは制服着用記念撮影、沿線の歴史・阪神電車の歴史・ヘッドマークや車両の色についての紹介、ノベルティ配布などが実施される。

12月7・8日(雨天決行・荒天中止)の各日10時・13時からの2回行われ、1回あたりの時間は1時間30分程度。集合場所は青木駅下り改札階段下とされ、青木駅下り改札内および青木駅西踏切から深江駅まで、約1.1km程度の区間で開催される。

参加対象は小学生または中学生を含む親子2名1組。歩きにくい場所もあるため、小学生未満は参加できない。参加費は無料で、事前申込みが必要(応募多数の場合は抽選)。申込みはパソコン・スマートフォンからアクセスできる申込みフォームにて受け付ける。募集期間は11月26日23時までとなっている。

  • 青木古堂町踏切

  • 深江駅旧駅舎

なお、パネル展示は11月30日から来年3月15日までの期間、深江駅・青木駅で実施。深江駅では東灘連立事業を紹介するパネル、青木駅では東灘地区や阪神電車の歴史のほか、列車の先頭部に掲げるヘッドマーク・阪神電車の車体塗装を紹介するパネルなどが展示される。