JR東日本・JR西日本は15日、台風19号の影響により、暫定ダイヤで運転している北陸新幹線に関して、11月30日から東京～金沢間直通列車の運転本数を100%(台風19号被災前と同数)にすると発表した。あわせて北陸新幹線の暫定ダイヤと北陸・上越新幹線の臨時列車などについても発表している。
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北陸新幹線東京～金沢間直通列車を11月30日から通常化
北陸新幹線は10月25日から暫定ダイヤで運転しており、東京～金沢間「かがやき」の場合、現在の運転本数は下り9本・上り9本(通常本数の90%)となっている。11月30日以降、東京～金沢間「かがやき」、東京～金沢間「はくたか」、長野～金沢間「はくたか」、富山～金沢間「つるぎ」の運転本数が台風19号で被災する前と同数になる。
東京～長野間「あさま」に関しては、11月30日から12月26日までの暫定ダイヤで運転本数を増やしつつ、一部列車が運休に。通常は上下各17本だが、11月30日以降の暫定ダイヤでは上下各15本となる。この間、上越新幹線「とき」の一部列車が本庄早稲田駅に、北陸新幹線「あさま」の一部列車が安中榛名駅に臨時停車する。12月27日から「あさま」の運転本数をさらに増やし、上り・下りともに16本とする。
また、11月30日から来年1月5日までの期間、北陸新幹線(東京～長野・金沢間)ならびに上越新幹線(東京～ガーラ湯沢・新潟間)で臨時列車を運転する。ただし、年末年始期間の運転本数は昨年度の9割程度となるため、混雑が予想されるとのこと。
11月30日から運転する北陸・上越新幹線の指定席は11月16日11時から販売。運転日が1カ月より先の場合、通常通り運転日1カ月前の10時から販売開始する。
