お金の情報サイト「まねーぶ」(運営GV)は11月13日、副業経験者を対象とした意識調査の結果を発表した。調査期間は2019年11月5~8日、調査対象は20代以上の副業経験者で、有効回答は1,000人。調査監修はビズヒッツ代表取締役の伊藤陽介氏。

月収入、約半数が「1万円未満」

  • 副業の月収入

副業の内容・職種を聞くと、「アンケートモニター・懸賞」が最も多く34.9%。以下、「クリエイティブ(ライター・デザイナー・制作等)」が31.7%、「インターネットメディア(アドセンス・アフィリエイト等)」が23.3%、「投資・シェアビジネス(株式・不動産・シェアリング等)」が17.6%と続き、在宅でできる副業が上位に並んだ。

副業をする理由を尋ねると、「生活費・ローン返済のため」が45.7%、「将来への備え・貯金」が42.3%、「趣味・娯楽費のため」が37.4%と、収入目的が上位3位にランクイン。一方、政府や企業側が望む「本業に活かすスキルアップ」(8.3%)や「キャリア形成・起業または転職準備」(5.8%)などは少数派にとどまった。

副業の稼働日数は、「毎日」が46.5%、「週4~6日」が26.6%と、7割以上が週の半分以上と答え、平均稼働日は月間で21日。副業の労働時間は、月間平均9.8時間となった。

副業の月収入は、「1万円未満」が49.1%、「1万円以上3万円未満」が29.1%と、3万円未満の人が約8割。一方、10万円以上の人は計11.8%で、平均は月4万7,455円だった。

副業の労働時間については、「とても満足(短い労働時間)」が25.1%、「やや満足(平均的な労働時間)」が40.0%と、6割以上が満足と回答。他方、収入については、「やや不満(期待以下の収入)」が45.8%、「とても不満(非常に少ない収入)」が23.3%と、約7割が不満を抱いていることがわかった。