――これまでで印象に残ってるクイズはなんでしょうか?

佐藤:僕が先に問題の答えを言っちゃうこともありました…。でも、印象に残ってるのは「間違い探し」ですね。みんなで目をつぶって、その間で北の壁に細工して「通常と違う場所はどこでしょう?」っていうのは面白いなあと思って。日々作問チームが知恵をひねって面白い問題を考えてくれてるなあという感じがして、印象に残ってます。

千葉:ああいう“生出題”のクイズはまれにあるんですけど、「記憶力」というジャンルでもやって面白かったですね。

佐藤:「今から番組で起こることをよく覚えておいてください」ってコールしたクイズがあったよね。実際には出題できてないんですけど。

千葉:そうなんです。「記憶力」ジャンルで参加した人がセンターに来れなかったので、本当はその日の収録で起きた出来事をクイズで出すことになっていたんです。

佐藤:そうやって同時進行でクイズを作るのも面白いなあ。

――番組の反響はいかがですか?

佐藤:地方ロケとかに行くと、声をかけられる方の年齢の層が広がりましたね。子供はもちろんですけど、お年寄りの方にも「クイズ見てるよー」って言われます。この間、愛知県の小牧というところでカラオケバーに行きましたらですね、そこのママに「見てるよー、“100人の男”」と言われまして。そんなむさ苦しい番組やらないよ! 誰が見るんだ!って思いましたけど、声をかけられる年齢層の幅が広がったのは実感しています。

――俳優仲間の間ではいかがですか?

佐藤:冷やかし半分で「見たよー二朗ちゃん(笑)」「やってんじゃんクイズの司会(笑)」ってな感じで同業者には言われますね。この前、リリー・フランキーさんと向井理と『ボクらの時代』に出たんですけど、そこで『99人の壁』の話題になったら、2人とも自分ならどのジャンルで挑もうかって考えながら見てるんですって。理は昔バーテンダーやってたから、「ウイスキー」とか「お酒」とか考えてたんですけど、99人を相手にしたらもっと詳しい人がいそうだなあって言ってて、リリーさんは「AV」って言ってました。朝の番組で何を言ってんだ!と思いましたけど。

――クイズのMCをやって、役者業や監督業に生きていることはあるんですか?

佐藤:全くないですね(笑)。使う筋肉もギアも全然違う感じがします。自分の気づかないところで何か影響があるのかもしれないですけど、意識としては特になにもないですね。

――千葉さんには、どんな反響が届いていますか?

千葉:学校の先生の友人から「クラスで“99人の壁ごっこ”をやってる」というのを聞いて、すごくうれしいなと思いましたね。最初は全く子供向けじゃなく、大人の男たちがマニアックなクイズをやっていたのが徐々に変わっていって、間口が広がっているのかなっていう感じがします。意識してたわけじゃないんですけど、「うちの子が見てる」とか、この前やった「動物回を子供に見せた」とか、そういうのを聞くと実感しますね。

佐藤:本当にこの番組は家族で見られるよなあ。役者でやってるのは、腹黒いやつとか汚い言葉を使うとか暴力シーンがあると、子供にはなかなか見せられないことがあるんだけどね。