アイドルグループ・嵐の相葉雅紀と、フジテレビの永島優美アナウンサーが、同局系音楽特番『2019FNS歌謡祭』(第1夜 12月4日18:30~23:28、第2夜 同11日19:00~23:28)の総合司会を務めることが7日、分かった。放送45周年を迎えるにあたって、リニューアルする。

  • 永島優美アナウンサー(左)と相葉雅紀=フジテレビ提供

同番組はフジテレビ開局15周年を記念して、1974年にスタート。これまで、男性は小川宏、関口宏、露木茂、古舘伊知郎、草なぎ剛、渡部建など、女性では吉永小百合、浅茅陽子、芳村真理、楠田枝里子、黒木瞳、森高千里、加藤綾子などが総合司会を務めてきたが、放送45周年を迎える今回、渡部・森高・加藤から、相葉&永島アナのコンビにバトンタッチする。

『2019歌謡祭』では、従来の“ラグジュアリーなコンサート”というコンセプトに、新たに“家族で見ていただける”テイストを加味。司会とアーティストのトークパートの時間をこれまでよりも増やす番組構成へリニューアルする。

嵐は、99年から18年まで、20回連続出演中だが、相葉は「デビュー当時、『A・RA・SHI』をトップバッターで歌わせていただいた初めての『FNS歌謡祭』は、大人の雰囲気が漂いとても緊張したことを、毎年出演させていただく度に思い出します。この度、そんな思い入れのある『FNS歌謡祭』の令和初、そして45周年という節目のタイミングで、司会を務めさせていただくことになり、本当に光栄に思っています。格式高く伝統のある高貴な番組のイメージを大切にしつつ、ご出演されるアーティストの皆さんや、幅広い世代の皆さんにテレビの前で楽しんでいただけるよう、永島アナと共に精いっぱい頑張りたいと思います」とコメント。

永島アナは「歴史ある番組の司会をさせていただくことを、とても光栄に思います。毎年、豪華なステージを一視聴者としてうっとりしながら見ていたので、お話をいただいた時はとにかく驚きました。リニューアルに伴いこれまで以上にトークパートが増えるということで、優しさあふれる相葉さんと共に、アットホームで笑顔になれる時間をお届けできればと思っております。どんなエピソードが伺えるのか、今から楽しみです! 私にとって音楽は“支え”です。毎朝、会社に向かう時に音楽を聴くことで今日も1日頑張ろう!とやる気スイッチを入れてくれます。初の音楽番組の司会で緊張はありますが、『FNS歌謡祭』ならではの斬新なアーティスト同士のコラボレーション、さらにはアーティストの皆さんのトークによって、そんな音楽の新たな深みや広がりなど、さらなる魅力を発見していきたいと思っています」と意気込んだ。

三浦淳チーフプロデューサーは「特に『FNS歌謡祭 第1夜』はグランドプリンスホテル新高輪・飛天という、テレビ局のスタジオや、コンサート会場とは一風違った雰囲気で、しかもすぐ目の前には多くのアーティストが座って見ているので、歌唱時の緊張感は半端ないと思います。そこでアーティストの緊張をほぐすためにも、相葉さんとのトークパートを増やし、和やかな雰囲気で歌唱できる空気作りをしたいと考えています。通常、生放送の番組だと、事前に決められたテーマトークが中心になりがちですが、相葉さんの場合、“いい意味”で緩いトークや、予測不能な方向に脱線するトークが展開されると思います。それを生放送のスペシャリスト・永島アナが軌道修正しながら進行することで、上質な音楽パートに加えて、愉快なトークブロックも楽しめ、今まで以上に家族そろって楽しめる『FNS歌謡祭』が誕生すると思います」と狙いを語っている。

なお、出演アーティストは、後日発表される。