SBIエステートファイナンスは11月5日、不動産価値に関する調査結果を発表した。調査期間は2019年9月24日~10月8日、調査対象は不動産会社に勤務する代表者・物件仕入れ担当者・営業担当者で、有効回答は104人。

タワマンの価値が上がると思う駅、1位「中目黒」

  • 近隣にタワーマンションが建っている駅の中で、そのマンションの価値が上がると思う駅を3つ選んでください

タワーマンション(高さ150m以上)で仮に最寄り駅から都心までの距離が同じ物件の場合、30年後に資産価値が最も下がらないと思う立地条件を3つ選んでもらったところ、「通勤・通学に便利なターミナル駅の近く」が22.1%、「駅前が賑やかでショッピングモールやスーパーなどがあるエリア」が20.2%、「駅前の再開発が最近行われたか10年以内に再開発が予定されているエリア」が15.0%となった。

今後、タワーマンションの価値が上がると思う東京近郊の駅は、1位「中目黒」(13.8%)、2位「六本木」(12.2%)、3位「青山一丁目」(7.1%)、4位「高輪台」(6.7%)、5位「池袋」(6.1%)。理由としては、「渋谷区、港区、目黒区のタワーマンションは、どの時代も購入したいと考える方が多いため」(中目黒、青山一丁目、六本木)、「高輪ゲートウェイ駅の影響があるから」(浜松町、田町、高輪台)などの意見がみられた。

反対に最も価値が上がるとされなかったエリアは「月島」「川口元郷」「新豊洲」(各0.3%)、次いで「東池袋」「日暮里」「市川」「東雲」(各0.6%)となった。

山手線の駅の中で、今後タワーマンションが建設された場合、価値が上がると思う駅は、1位「高輪ゲートウェイ」(11.2%)、2位「渋谷」(10.9%)、3位「恵比寿」(8.7%)、4位「東京」(8.3%)、5位「品川」(7.1%)と続いた。

  • 山手線の駅の中で、今後タワーマンション建設された場合、価値が上がると思う駅を3つ選んでください