JR九州は九州鉄道の開業130周年を記念し、人気のD&S列車「A列車で行こう」を使って当時開業した5駅の駅長と一緒に明治日本の世界遺産等を巡る「九州鉄道と明治日本の世界遺産を訪ねて」日帰りツアー(12月11日出発)を実施すると発表した。

  • JR九州のD&S列車「A列車で行こう」

九州鉄道は九州初の鉄道として、1889(明治22)年12月11日に博多駅から千歳川仮停車場(現在の鹿児島本線肥前旭~久留米間の筑後川北岸に設置した仮駅)まで開業。今年12月11日に開業130周年を迎える。今回のツアーは、当時開業した博多駅・南福岡駅(雑餉隈駅)・二日市駅・原田駅・鳥栖駅の駅長と一緒に、明治日本の世界遺産等を巡る特別なツアーとなる。

博多駅から大牟田駅・荒尾駅まで特急「A列車で行こう」で往復するほか、チャーター船に乗って三池港を海上から特別見学、宮原坑から万田坑までの三池炭鉱専用鉄道敷跡を特別に歩いて移動し、松永日本刀剣鍛錬所で日本刀での試斬り・火造り体験(抽選で試斬り20名・火造り8名)なども予定している。

  • 「A列車で行こう」の車内

  • 三池炭鉱(イメージ)

  • 「九州鉄道と明治日本の世界遺産を訪ねて」日帰りツアーのポスター

12月11日の9時頃発・20時頃着の日帰りツアーで、募集人員は76名(最少催行人員70名)。旅行代金は博多駅発のみで大人1万円。申込みはJR九州営業部旅の予約グループにて、電話で受け付ける。