――あらためまして、地上波進出でパワーアップしているところはありますか?

黒羽:やっぱり現場に来る大人の人数が増えました(笑)。関わってくれる人が増えたんですよね。

鳥越:いろんなプレッシャーとともに頑張らなアカンって思います(笑)

眞嶋:今までは1話が1つの物語だったのが、30分になっていろいろ点と点がつながるような仕掛けがあります。今までシリーズを見てくださっている方がより楽しめたりしますし、見てない人も安心して見られる作品になってると思います。

――YouTubeから地上波にスケールアップしましたが、今後のさらなる野望はいかがでしょうか?

眞嶋:前回ファンミーティングをやった場所が映画館だったので、あの大スクリーンで見たときに本当に感動して楽しかったんです。だからまたスクリーンで見ていただける機会があったら、本当にうれしいなと思います。

鳥越:あのスクリーンで見ると、うるさい表情だったり音を聴いたときにバカバカしさが全面に出るんですよね。スマホの画面で見るのとあの画面で見るのは自分で見ても笑っちゃうくらい違って面白かったので、ぜひまたあの機会が設けられればいいな。あとは、やっぱり『映画版 小山内三兄弟 inラスベガス』。カジノのディーラーとかおじさん(シソンヌじろう)がやってたりして(笑)。実現のためには皆さんの力が必要なので、今後ともぜひよろしくお願いします!

黒羽:僕は、この家を出て撮影したい思いもあるんですけど、この部屋だからこその『小山内三兄弟』っていう気持ちもあって、半々なんですよね。最初は予算がない中で、小さいスタジオを借りてYouTubeで配信していたのが、今や地上波で放送されるっていうステップアップの仕方に夢を感じるので、近くにヘリが飛び交うこの部屋でどこまでいけるかって挑戦するのも楽しいなあ。もしゴールデンタイムの枠でこのドラマをやるとしても、一切ここから出ないっていう(笑)

鳥越:死守する(笑)

黒羽:ここから全てが始まってここで終わるみたいな。そこの芯の貫き通し方っていうのも面白いかなって思うので、外に展開していくのもいいけど、気持ちは半々です。

鳥越:この家の中に、まだ天授(鳥越)の部屋と外(眞嶋)の部屋もあるからね。あとお父さんの存在も気になるところですし…。

黒羽:そうやって展開していくと、台本はどうなっちゃうんだろうね?(笑)

鳥越:そこだけは本当に怖いね。台本を覚える猶予が欲しい(笑)

  • (C)NTV