レスリングの浜口京子が、13日に放送されるテレビ朝日系ドラマスペシャル『警視庁・捜査一課長スペシャル』(21:00~23:05)に出演する。

  • 左から浜口京子、内藤剛志 -テレビ朝日提供

浜口が演じるのは、「城南島警察署」の巡査・木相田蓮子。殺人事件の現場に真っ先に駆け付けた蓮子は恐怖で動くことができなくなるという挫折を味わうが、クライマックスでは“全員捜査”に加わり、街中を駆け回るほか、容疑者と格闘する場面も登場する。

今回が刑事ドラマ初挑戦の浜口は「実は、もっともっと緊張するかなと思っていたんです。でも、撮影初日から小山田管理官役の金田明夫さんが包み込むような温かさで安心させてくださいましたし、スタッフのみなさんも笑顔で撮影されていたので、その雰囲気のおかげでグッと入り込むことができました」と感謝。

セリフ量も多い役柄だったが、「蓮子はまっすぐで純粋で人情に厚くて、やるときはやる人間。自分ともリンクするところがあったのでスッとカメラの前に立つことができました」と振り返った。

劇中では、おなじみの「気合いだ!」という掛け声やアクションも披露するが、「『気合だ!』は監督さんにご指導いただいて、いつもより低めの声を出したので、自分でも新鮮でした」と述べ、「取っ組み合うシーンもありましたが、試合よりも両手の構えを高くしたんです。相手がどう来るかわからない状況なので、蓮子ならそうするだろうと考えて…。巡査として恐怖感と戦いながら立ち向かっていく蓮子のアクションは、私自身、演じていて楽しかったです」と話した。

主演の内藤剛志は「今回はかなりセリフも多く、きちんとしゃべらなくてはいけないところがあったのに度胸があるから、ビビったり、上がったりしない。女優としても素晴らしかったです」と絶賛。

浜口の緊張をほぐそうと、撮影の合間に隙を見つけては何度も挑みかかっていったというが、「すぐに頭を取られて重心を崩されて身動きできなくさせられて…。結局、倒すことができませんでした。パワーも技術も違いますからね、やっぱり全然かないませんでした。巡査に抑え込まれた一課長の姿を、スタッフが面白がって、たくさん写真に撮っていました」と笑顔で明かした。