映画『HiGH&LOW THE WORST』(10月4日公開)のスペシャルイベント 【HiGH&LOW THE WORST】VS【THE RAMPAGE from EXILE TRIBE】完成披露試写会&PREMIUM LIVE SHOW が17日、18日に千葉・幕張メッセで行われた。

  • THE RAMPAGE from EXILE TRIBE、山田裕貴、一ノ瀬ワタル

同作はEXILE TRIBEによるエンタテインメントPJ『HiGH&LOW』シリーズと、高橋ヒロシ(※高は、はしごだか)による不良漫画『クローズ』『WORST』のクロスオーバー映画。『クローズ』『WORST』の舞台である戸亜留市と、『HiGH&LOW』鬼邪高校が交差した世界を構築する。現在、ドラマ『HiGH&LOW THE WORST EPISODE.O』(日本テレビ 毎週水曜24:59~)が放送されている。

2日間合わせて32,000人、ライブビューイング(18日のみの実施)は、全国291館18,000人と、総勢50,000人を動員した同イベント。THE RAMPAGE from EXILE TRIBEによる圧巻のパフォーマンスに会場は熱狂し、サプライズで17日は山田裕貴と一ノ瀬ワタル、18日には同作のエンディングバラードを歌う数原龍友(GENERATIONS from EXILE TRIBE)も登場し、会場をさらに盛り上げた。

本編試写終了後、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのライブパフォーマンスがスタート。鬼邪高校全日制のテッペンを目指す花岡楓士雄を演じた川村壱馬の「Are You Ready?」のあおりとともに、今作の為に書き下ろされた劇中歌「SWAG&PRIDE」から始まったライブは、客席総立ちで、熱気あるパフォーマンスに耳を傾けるフラッグを振る。同じく今作の出演者で司一派・司を演じる吉野北人も、役柄そのままにクールな中にも熱の入った歌声で、5万人の観客を一瞬にして『HiGH&LOW THE WORST』の世界に引きこんだ。

その後も歓声鳴りやまぬ中、立て続けに「HARD HIT」、「Fandango」、「LA FIESTA」、「100degrees」とTHE RAMPAGEの人気曲が続き、会場はさらに大盛り上がり。今回初披露となった劇中のバトルソング「FIRED UP」、シリーズを彩ってきた「FIND AWAY」「Unbreakable」に加え、その後も山王連合会、鬼邪高校、White Rascals、RUDE BOYS、達磨一家のテーマ曲に合わせて、出演者である龍や鈴木昂秀をはじめとするパフォーマーたちが、オリジナルのダンスを披露した。

17日・18日ともサプライズが

17日には、鬼邪高校・定時制の番長・村山良樹(山田裕貴)と村山を支える関虎太郎(一ノ瀬ワタル)がサプライズ登場。山田は「じゃじゃーん‼ 鬼邪高校の番長・村山良樹だー! ハイアンドロー‼」と会場を盛り上げ、「やだー、関ちゃーん、めっちゃ盛り上がってんじゃん!」と振ると、一ノ瀬も「やべーすね」と、劇中宛らのやりとりに会場は熱狂。さらに山田は「ハイローのライブは村山通せや!」と、林遣都に許可をもらってオマージュしたという今作の決め台詞をさらにアレンジし、「キャー‼‼」という黄色い歓声が会場中に響き渡る。DJブースからは鬼邪高校全日制のテッペンを目指す花岡楓士雄(川村壱馬)、司一派・高城司(吉野北人)、轟一派の芝マン(龍)、辻(鈴木昂秀)と出演者たちが続々登場した。

川村が「おう、村山!」と山田を呼ぶと、山田は「ちょっと待って、ちょっと待ってお兄さん、村山さん、な!」とつっこむ一幕も。吉野が「村っち、俺らと一緒にステージを盛り上げてくれませんか?」とかわいくお願いすると、会場からは悲鳴が上がり、大興奮した一ノ瀬は吉野に「お前、かわいい顔してんな」、川村に「楓士雄、お前はカッコいいよ、鬼邪高校を頼むな」、鈴木に「辻! 轟と一緒にこれから鬼邪高校頼むな」と次々と声を掛ける。しかしネタが尽きたのか、龍には「芝マン、なんでもねーや」とという言葉で、龍からは「おい!」とツッコミが。

さらに山田が「あれ? 眼鏡くん……轟ちゃん(前田公輝)はどこ?」と聞くと、龍は「家で本を読んでいます」と劇中の設定さながらに回答し、山田は「なんかこうやって揃うのいいな」と嬉しそうに。会場全員で「行くぞ! てめぇーら!!!」と名言をコールし、鬼邪高校のテーマ曲「JUMP AROUND」のTHE RAMPAGE特別バージョンを披露した。 ライブラストには、川村の「行くぞ! てめぇーら!!!」コールとともに、劇中歌「SWAG&PRIDE」が再び披露された。

ライブ終了後には、アンコールに応えて出てきた面々だったが、18日の山田の誕生日をサプライズでお祝いすることに。会場全体でバースデーソングを大合唱すると、山田は「やばいね、めちゃくちゃ嬉しい。こんな愛あるみなさん、本当にすごいよ、ありがとうございます! 29歳になりました」と感無量な様子で、THE RAMPAGEのメンバーと記念撮影を行った。

18日の公演では、ライブ後に山王連合会のケン(岩谷翔吾)とヒカル(山本彰吾)が登場し、作中の2人のキャラクターさながらにコミカルなやりとりで盛り上がる。山王では影が薄いと悩んでいた2人は、鬼邪高を意識してると互いに指摘し会うも、最後は「あのセリフ、2人だけで言っちゃう?」と鬼邪高の名言に乗り気な様子に。そこへ現れた川村と吉野がツッコミを入れるも、最後は会場全体で「行くぞ! てめぇーら!」と大絶叫。17日に続き、「JUMP AROUND」でヒートアップした。

熱気渦巻く会場に、作中の「希望が丘団地」の特別映像が流れ、さらにGENERATIONSのボーカル・数原龍友がサプライズで登場。突然の数原の登場に会場中が驚きを隠せず、悲鳴にも似た歓声がこだました。数原は今作のエンディングバラードとして起用されている自身初のソロ楽曲「Nostalgie」を披露し、「希望が丘団地」の友情物語を彩るバラードを歌い上げた。

カーテンコールにも再登場した数原は、「『HiGH&LOW THE WORST』のエンディングバラードを歌えて光栄です。最高の映画になっていると思います。GENERATIONSからも中務、小森も出演させて頂いていますし、色々なところに発見があると思いますので、ぜひ何回もご覧いただければ」と語り、大盛況の中でライブは幕を閉じた。