近畿日本鉄道は6日、恒例となった「きんてつ鉄道まつり」を10月19・20日に五位堂会場と高安会場、11月2・3日に塩浜会場で開催すると発表した。

  • 40トンクレーンの実演と床下ピット探検隊(昨年の様子)

「きんてつ鉄道まつり」では、今年も新たなイベントをはじめ、多くの体験や見学イベントを実施する。多くの来場者に楽しんでもらうため、今年からいくつかのイベントの参加募集に関して、インターネット抽選・予約による事前募集が行われる。

「きんてつ鉄道まつり2019 in 五位堂・高安」の五位堂会場では、新しいイベントとして、阪神なんば線開業10周年記念列車を展示する「阪神・近鉄相互直通運転開始10周年記念車両展示」、電車ロボットプログラミングのワークショップ「ロボットプログラミングでわくわく近未来鉄道」を開催。高安会場では、プレミアム車両のプレミアムシートを展示する「新型名阪特急『ひのとり』PRブース」や、線路の保守などに用いられるATカートの乗車体験「線路でATカート乗車体験」を開催する。

五位堂・高安会場ともに10月19日10~16時・10月20日10~15時に開催(最終入場は終了時刻の30分前まで)。入場無料、雨天決行(荒天中止)となる。両会場間のアクセス向上のため、高安駅に急行が臨時停車するほか、五位堂発高安行・高安発五位堂行の「団体専用列車『あおぞら2』、クラブツーリズム専用列車『かぎろひ』乗車体験ツアー」「貸切列車で行く きんてつ鉄道まつり2019 in 五位堂・高安」ツアーも実施する。

「きんてつ鉄道まつり2019 in 塩浜」では、「新型名阪特急『ひのとり』PRブース」をはじめ、保線係員が線路資材をクレーンで地上から吊り上げ、荷台に運ぶ実演と保線機械についての説明、電気係員が軌陸車の点検台で架線点検の実演と軌陸車についての説明を行う「『みてみよう!』保線材料運搬トロリー・軌陸車実演」を実施する。

塩浜会場でのイベントは11月2・3日の両日とも10~15時の開催(最終入場は終了時刻の30分前まで)。入場無料、雨天決行(荒天中止)。塩浜会場でもアクセス向上を図るため、「『つどい』で行く きんてつ鉄道まつり2019 in 塩浜」ツアーを実施する。

インターネット抽選によるイベントの事前募集は、五位堂会場の「あなたも運転士! 『出発進行』」「あなたも車掌! 『扉よし』」「駅名ビンゴ大会」、高安会場の「アーバンライナー運転台見学」「洗車体験」を対象に実施。9月9日10時から9月30日まで、「きんてつ鉄道まつり2019」のホームページにて受け付ける。