アイドルグループのTOKIOがMCを務めるフジテレビ系バラエティ番組『TOKIOカケル』(毎週水曜23:00~)では、9月4日放送の「300回SP」(22:00~23:40)のゲストにV6・20th Century(トニセン)の坂本昌行、長野博、井ノ原快彦が登場。このほど、都内で収録が行われ、同世代の男7人が大盛り上がりとなった。

  • (前列左から)長野博、坂本昌行、井ノ原快彦 (後列左から)国分太一、松岡昌宏、城島茂、長瀬智也=フジテレビ提供

■中居正広、木村拓哉が見ていた

今回は「ジャニーズシークレットホームパーティー」と題し、ハウススタジオでトークや料理を展開。トニセンは、手作り餃子でTOKIOをもてなし、一同が舌鼓を打つが、国分太一は「おじさん7人で餃子を食うってすごいね(笑)」と冷静だ。

ここから坂本の実家の八百屋が“V6ミュージアム”と化している件、松岡昌宏がいまだにスマートフォンを持たないことなどの話題で、早速トークが止まらない7人。松岡は「いいっすね、野郎だけだと! だってここに女性がいたら変わるもん。特に俺が変わる(笑)」とテンションが上がり、一同から「気持ち悪い!」と総ツッコミにあった。

この番組は、ジャニーズ事務所所属タレントの視聴率が高いそうで、国分は、木村拓哉が井ノ原&上戸彩の出演回を、中居正広が少年隊・植草克秀の出演回を見たという連絡を受けたそう。その理由を、井ノ原は「昔の懐かしい時代を思い出したんじゃないの?」、長瀬智也は「『あいつ余計なこと言わないで!』ってヒヤヒヤしてる人もいるかもね」と推測する。

■松岡昌宏「ザッツ・ジャニーズを受け継いでいる」

最初のコーナーは「TOKIOとトニセンの生まれて初めて聞かれました」。30年来の付き合いがあるTOKIOとトニセンが、お互いの「ずっと気になってたけど聞けなかった質問」を1人1問ぶつけていくものだが、大の大人7人がタイトルコールの声を合わせる練習をする光景はシュールで、一同で恥ずかしがる場面も。

本題の質問は、「太一くんは茂くんにあの時なんでキレてたの?」(坂本)、「池田体操教室覚えてる?」(井ノ原)、「どうやって原宿の合宿所に潜り込んだの?」(長野)、「こいつはスゴイ!と思う後輩は?」(城島)、「ジャニーズのヒミツ知ってる?」(国分)、「この仕事してなかったらどうなってた?」(松岡)、「この7人の中で絶対に負けないこととは?」(長瀬)というラインナップ。

「こいつはスゴイ!と思う後輩は?」では、後輩たちがリストになった巨大ボードを見て、井ノ原は「ジャニーさんがいっぱい残してくれたんだね」と。先日亡くなったジャニー喜多川社長の功績をあらためて実感してしみじみ。

城島が「うちの事務所っていうより、どこかの俳優さんみたいな感じ」、井ノ原が「アクロバットは行くとこまで行っちゃったね」、松岡が「ザッツ・ジャニーズを受け継いでいるのがすごい」、長瀬が「ペン1本で自分の脳みそにあるものを具現化できるのはすごいな」と絶賛する人物とは…。

■「世界中どこに出しても恥ずかしくない」

そんな中、国分は「ジャニーさんと友達感覚くらいでしゃべれるようになって、『ジャニーさんの思う最強のグループってどのグループだったの?』って聞いたの」というエピソードを披露。意外にも即答だったそうで、そのグループ名を聞いた国分は「泣ける!」と感じたことを振り返り、長野も以前、ジャニーさんからそのグループについて「世界中どこに出しても恥ずかしくない」と言っていたのを聞いたことを明かした。

その後、オープンキッチンに全員が移動し、坂本が持参した土鍋で炊いた白飯をおにぎりにして食べ、城島がタッパーに入れて持ってきた自家製の塩昆布キャベツを振る舞うという黄金の組み合わせに、松岡が「お互いのリーダーが完璧」と絶賛するなど、一同はさらにテンションが上昇。

ほかにも、中学時代に井ノ原が松岡に絵に描いてもらったカクテルをリアルに再現したり、TOKIOのメンバーの私生活が分かるロケVTRを全員で鑑賞したりと、盛りだくさん。最後は自撮り棒のスマホで全員の集合写真を撮影し、約2時間半にわたる収録はあっという間に終了した。

■共に歩んで来られたのは誇らしいこと

収録を終えたメンバーたちのコメントは、以下のとおり。

坂本昌行「記念の(放送)回だから、もっとちゃんとした形ができると思いますけど、この形を許してくれたTOKIOってすごいです(笑)。楽しかったですし、感謝したいです」

長野博「せっかくの300回記念なのに、僕たちで良かったのかなと思いました(笑)。すごくリラックスして楽しい雰囲気でやらせていただきました。昔の話は今まで結構しているんですが、まだまだあるんだなと思いました」

井ノ原快彦「TOKIOの私生活のVTRを見て思ったんですけど、TOKIOはおもしろいなぁ!(笑)。放送300回はだてじゃない。すごいグループだなと思います。共に歩んで来られたのは誇らしいことだなと改めて思いました」

城島茂「僕らがおもてなししなきゃいけないのに、トニセンの3人にもてなしてもらったような感じでしたね。ざっくばらんな、いろんな深い話ができたような気がしました。楽しい時間を過ごしました。(見どころは)ジャニーズの秘密の話とか。そういうところで、ジャニーズの事務所の裏話を聞けて僕もすごいな、おもしろいなと思いました」

国分太一「どの話がOAされるのか、とても楽しみです(笑)。あの話は合格したのかな、とか、OAチェックを早くしたいなと思います(笑)」

松岡昌宏「勝手知ったるお三方で、同窓会のようでした。使えないところもいっぱいあるんじゃないですか(笑)」

長瀬智也「先輩だから“友達みたい”と言ったら失礼ですけど。記念すべき時に来てくれる友達みたいな人がいることはすごくうれしいことだし、ホッとする時間だったと思います。楽しんじゃったかな」

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