TOKIOの城島茂が13日、テレビ朝日系情報番組『週刊ニュースリーダー』(毎週土曜6:00~)に生出演。9日にくも膜下出血のため亡くなったジャニーズ事務所の代表取締役社長・ジャニー喜多川さんのエピソードを明かした。

城島はまず、前日12日に、約150人の所属タレントが集まって執り行われた家族葬について、「ジャニーさんに見出された子供たちが集まって。バスで行きまして見送ったんですけど、湿っぽい感じになるかなと思いきや、みんな笑顔で先輩後輩関係なく、グループの垣根も取り払ってジャニーさんの思い出を楽しそうに語り合っていましたね。その雰囲気もうちの社長の人柄から来るものだったのかなと思う」と話した。

そして、「私自身、奈良の片田舎から出てきたことを考えますと、うちの社長に見出された部分がありまして、ここでしゃべっているのも社長のおかげ。みんな同じようなことを口にしていますね」と感謝。踊れなかった城島に「YOUは何ができるの?」と尋ね、「ギターだったらやってるけど」と答えると、「じゃあそれやればいいじゃない」と言ってくれたことを明かし、「不得手なものより得意なものを伸ばせばいいという方でした」と振り返った。

また、10代の頃、地元で流行っているものについて話していたら、「YOU何言ってんの。流行っているものを追いかけちゃダメだよ。トシちゃんはレッグウォーマーを流行らせた。マッチは自分の髪型を広めて流行らせた。タレントは流行を追いかけるんじゃなくて流行を作るものだ。YOUは流行を作り出す人間になりなさい」と助言されたエピソードを披露。「なかなか難しいんですけど、ダジャレは多用しますけど、ダジャレは昔からありますから」と笑いつつ、「時代をリードするタレントになれたらいいなと思いますね」と語った。