京福電気鉄道は2日、嵐山本線(四条大宮~嵐山間)で8月11~15日の期間、今年で13年目を迎える「嵐電妖怪電車」を運行すると発表した。

  • 「嵐電妖怪電車」は8月11~15日に運行

「嵐電妖怪電車」は、薄暗くした車内に妖怪の画像やオブジェを展示し、乗客も妖怪に扮装して乗り込む参加型のイベント。13年目を迎える今年、「嵐電・妖怪仮装コンテスト2019」をはじめ、フォトコンテストや妖怪のお散歩、妖怪仮装大行列など、関連イベントもますますパワーアップするという。

運行期間の8月11~15日は1日5便ずつ運行。運賃は大人220円・こども110円・妖怪100円(一見して妖怪に見える扮装をした場合)とされ、妖怪と認められると「妖怪認定缶バッチ」がプレゼントされる。妖怪認定缶バッチは全5種類(1日1種類)を配布する。

  • 「妖怪認定缶バッチ」

乗車する際は「妖怪電車専用乗車券」が必要で、各出発駅にて発車約40分前に発売。各便の定員数は180名(8月15日の嵐山駅20時発のみ定員90名)。妖怪電車は全便「エコサマー」適用外で、車両はモボ21形(26号車・27号車)を2両連結して運行する。

関連イベントの「嵐電・妖怪仮装コンテスト2019」では、妖怪に扮装して妖怪電車に乗車した妖怪の人気投票を実施。嵐山駅に設置するパネルとフェイスブックで写真を公開し、嵐山駅設置の投票箱とフェイスブックの「いいね!」のクリックにより投票を行う。妖怪の応募は8月11~15日の期間、16時30分から20時まで嵐山駅のエントリー受付場所にて受付を行う。投票期間は8月11~25日となる。

  • 「嵐電妖怪電車」の車内

同時開催のフォトコンテストへ参加するには、撮影した妖怪の写真と指定ハッシュタグ「#嵐電妖怪電車2019」を記載してインスタグラムに投稿する必要がある(投稿期間は8月11~15日)。投稿の中から、嵐山駅と四条大宮駅でまれに現れる妖怪「わっ、じん」が選んだ5名に嵐電グッズをプレゼントする。

妖怪電車の乗客と妖怪仮装コンテストの参加者限定で、嵐山駅はんなり・ほっこりスクエア内にて飲食した先着500名に「嵐山駅妖怪オリジナルグッズ」をプレゼント。他にも妖怪たちが電車の待合時間に散歩するイベント、妖怪「わっ、じん」を見つけると特製缶バッチがもらえるイベント、妖怪に扮した参加者が行列で渡月橋を渡って記念撮影を行うイベント(8月11日16時~)、人気怪談師の松原タニシ氏による1日限定「怪談電車」の運行(8月15日に2便運行・参加費1,500円)が予定されている。