JR北海道旭川支社は27日、宗谷本線で今夏運転される観光列車「風っこ そうや」号の出発式を実施する。

  • 「風っこ そうや」号の外観

「風っこ そうや」号は、JR東日本から借り受けた「びゅうコースター風っこ」車両に、JR北海道の「北海道の恵み」シリーズ2両を連結させた観光列車。昨年9月に発生した北海道胆振東部地震からの観光復興を目的に、今年初めて運行される。

出発式は7月27日の7時20分から稚内駅コンコースとホームで実施。主催者・来賓挨拶と運行記念テープカットを行うほか、太鼓演奏やご当地キャラが登場し、横断幕の掲出など地域によるおもてなしも演出する。陸海空の旅客輸送に携わるANAのキャビンアテンダント、宗谷バスのバスガイド、ハートランドフェリーのマリンガールの3名も登場し、稚内市長の出発合図で発車する「風っこ そうや」号を見送る。

  • 「風っこ そうや」号車内(「びゅうコースター風っこ」車両)

「風っこ そうや」号は7月27日以降、8月12日までの土休日に稚内~音威子府間で1往復運転。8月17日から9月8日までの土日は旭川~音威子府間で1往復運転される。