TOKIOの国分太一が10日、TBS系情報番組『ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)に生出演。9日にくも膜下出血のためジャニーズ事務所の代表取締役社長・ジャニー喜多川さんが亡くなり、病室に駆けつけたときの様子を明かした。

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ジャニーさんの訃報をいつ知ったか聞かれ、国分は「昨日の午後20時過ぎでしたかね。電話がありまして、亡くなりましたという話を聞きました」と明かし、「この3週間、奇跡が起こるんじゃないかとか、回復することしか考えていなかったので、受け止めるまで相当時間がありましたね」と告白。ジャニーさんのVTRを見て涙をこらえられなかったことに、「ジャニーさんの顔を見た時は全然涙出なかったんですけどね。こうやってVTRで振り返るとジャニーさんのすごさも改めて感じることができて」と話した。

そして、訃報を聞いて病院に駆け付けたときの様子を「集まれる人間は全員集まったと思います。マッチ(近藤真彦)さんがいるところに、なんとなくですけどみんな集まって、マッチさんの言葉を待つわけでもなく、なんかそこにいたいという空気の中、思い出話をしたりとか、『あの人すごい人だったね』とか、『ジャニーさんの持つ魅力ってなんだったんだろうね』っていう話を…尽きなかったですね、昨日は」と説明。「泣いているメンバーもいましたけど、みんな何とも言えない空気を受け止めながら思い出話を語っていたような感じですね」と語った。

また、入院中の3週間について「病室では、ジャニーさんが育ててくれた新旧歴代のグループのジャニーズの曲までかかっていたんですよ。プレイリストで1回11時間流れるように作られていたので、ジャニーさんは毎日2回聞くことになるんですよね。それを3週間続けたということで、相当飽きたでしょうね」と笑いを誘い、「それとは別に病室にモニターがあって、今までの歴代のグループのコンサート映像が流れたり」と明かした。

さらに、「誰が言ったか覚えていないんですけど、五感を刺激すれば回復するんじゃないかということで、ジャニーさんが好きだった食べ物を、例えば焼肉弁当が好きだったので、ジャニーさんの前でみんなで焼肉弁当を食べて匂いを伝えたり」とエピソードを披露。「ちょっと手を動かしたりとか、お医者さんも驚いていたところもある」と反応があったそうで、「いろんなアーティストがどうやったら回復するかなと考えながら病室に誰かしら夜中でもいたような感じでした」と振り返った。

そして、「普段しゃべることのない後輩だったり、ここまで深くは話さなかった先輩と、ジャニーさんを囲んで、知らないジャニーさんの話とかが聞けた3週間でもあった。憎いですけどそこもジャニーさんは演出していたのかなって。別れる時間をいっぱい作ってくれて、僕の知らなかった部分も、ほかの先輩や後輩から教えてもらったという貴重な時間でしたね」としみじみと語った。

2019年7月9日、87歳で亡くなったジャニー喜多川さん。訃報に触れ、多くの著名人が追悼のコメントを寄せている。

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