映画監督の山戸結希氏が、きょう2日に放送されるカンテレ・フジテレビ系番組『セブンルール』(毎週火曜23:00~)の密着を受ける。

  • 『ホットギミック ガールミーツボーイ』主演の乃木坂46・堀未央奈(左)と山戸結希監督=カンテレ提供

さまざまな分野でキャリアを輝かせている女性たちに密着し、彼女たちが決めている7つのルールを掘り下げていく同番組。山戸監督は、映画『溺れるナイフ』で、思春期ならではの若者の揺れる感情を美しい映像で描き、有名アーティストのMVも手掛けている。

10代の頃は「何もしていなくて、何をやっても面白くなかった」というが、そんな人生が変わるきっかけとなったのは、大学のサークルで映画を作ったこと。映画『あの娘が海辺で踊ってる』が、学生の映画祭で賞を獲った。その経験から“自分にはこれしかない”と考え、映画監督の道を歩み始めた。

日本には、女性の映画監督が極めて少ない。「1人でも多くの女の子が、映画を撮り始めてほしい」と考えた山戸氏は、昨年オムニバス映画の企画を立ち上げた。後進の監督が新作を撮影できる機会を設け「ライバルがたくさんいる世界を歓迎したい」と話す。

故郷を離れて映画監督になったが、かつて田舎で暮らしていた自分のような、どこか鬱屈した若い人たちとつながる映画を届けたいという。そんな彼女の7つのルールとは…。

映画の撮影時の話題で盛り上がるスタジオでは、「『本当に見てた?』と疑いたくなるくらい『何でもオッケー』にする監督がいる」というYOUの発言でメンバー一同爆笑。そして、30歳にして「映画界に貢献したい」という志を持つ山戸氏の姿勢に、出演者たちは驚きを隠せない。