お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が30日、TBS系情報番組『サンデー・ジャポン』(毎週日曜10:00~11:22)に生出演。雨上がり決死隊の宮迫博之らが、反社会的勢力のイベントに事務所を通さない闇営業で参加したとして謹慎処分を受けた騒動について言及した。

爆笑問題の太田光

爆笑問題の太田光

太田は「重要なのは、俺が気に入らないのは、宮迫があそこで歌を歌っていたところ。ネタやれよって話。ネタやってたらいいんですよ」と、そのパーティーでネタではなく歌を歌っていたことを問題視。

「芸人って一番傷つくのは、ほかの芸人からバカにされること。営業先で中途半端なステージをやっていたら、歌を歌ってたりしたら、『あいつバカじゃないの』って言われる」と言い、「そういうプロ意識があるやつは、歌っただけでギャラ払いますよって言われたら『冗談じゃねーよ。俺らの商売道具はネタだから』っていう話になる。そうするとそういうのは断る。逆にノーギャラで舞台に立つなんていうのは恥だから」と語った。

そして、「なんで宮迫さんは、ああいうことしたんですか?」と聞かれると、「だからあいつは中途半端だって言っているわけですよ。プロ意識があったらあそこで金なんてもらわない。だってネタやってないんだから。逆にネタをやったら金もらうっていうのが芸人」と返答。

その場に行ってしまったことが問題になっているという意見に対し、「違うんです。芸能として問題なのは、そうじゃない。何を大事にしていたかってことなんです。芸人を守るのは芸ですよ」と持論を展開した。