お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が30日、TBS系情報番組『サンデー・ジャポン』(毎週日曜10:00~11:22)に生出演。雨上がり決死隊の宮迫博之らが、反社会的勢力のイベントに事務所を通さない闇営業で参加したとして謹慎処分を受けた騒動について言及した。

  • 爆笑問題の太田光と西川史子

太田は「スリムクラブなんかは無期限活動停止。舞台も奪われて収入も0。コンプライアンスだけ教えられるってなったら、芸人再教育って言うけど何ができあがるのかなって。芸人なんてどこ行ったってダメだから芸人になっているわけで、そこの場所さえ奪われたらどうにもならない」と意見。

また、「反社会って言うけど、宮迫の出たパーティーは詐欺集団がつかまる半年前。ホテルの大広間も借りているわけ。警察も犯罪者だって決めかねている。ホテルもちゃんと借りている。そういう中でなんで芸人だけが『こいつら反社会だ』って見抜いて拒否できるの?」と疑問を呈した。

女医でタレントの西川史子が「太田さん、それはかばいすぎですよ。もし事務所を通していたらわかるじゃないですよ」と指摘すると、太田は「そんなことないですよ」と返し、「ホテルだって受け入れている。わからないんですよ。高級ホテルのほうがコンプライアンス厳しいわけでしょ。そこが受け入れているんだから、グレーだなと思ったとしても芸人だけが判断できるわけがない」と語った。

元衆議院議員でタレントの杉村太蔵も「半年後に逮捕ですから、あの時点で彼らが反社会勢力だって判断できたかどうかは、もうちょっと冷静に見てあげないとかなり気の毒」との考えを示した。