TBS系バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(毎週水曜22:00~)で、5月8日に放送された企画「新元号を当てるまで脱出できない生活」が、ギャラクシー賞のテレビ部門5月度月間賞を受賞した。

ダウンタウン

この企画は、お笑いコンビ・ななまがりが密室に閉じ込められ、新元号「令和」を当てるまで帰れないというもの。同賞では「単に芸人を過酷な状況に追い詰めるのではなく、生活用品やヒントをポイントに応じて購入できるようにしたり、そのヒントのさじ加減が絶妙。それを解こうとする意思と力を持った芸人だからこそ正解の時の感動が大きかった。やりたい放題に見えてロジカルに考え抜かれた演出が効いていた」と絶賛した。

同番組演出のTBS・藤井健太郎氏は「ときに世間のお叱りも受けてしまうようなバラエティ番組で、このような賞を3度も頂くことができて大変光栄です。そして、気のせいかどんどん砕けた企画で頂けるようになっている気がします。大変光栄です」とコメントしている。

ギャラクシー賞は、放送批評懇談会が1963年に創設した、優秀番組・個人・団体を顕彰するもの。5月度は他にも、『NHKスペシャル「日本人と天皇」』(NHK、4月30日放送)、『NEWS23「三島由紀夫vs東大全共闘」』(TBS、5月16日放送)、『バリバラ「スケッチコメディー~障害者が職場にやってきた~』(NHK、5月16日放送)が受賞している。