JR東日本、JR北海道、JR西日本、日本レストランエンタプライズは11日、東北・北海道新幹線と北陸新幹線の「グランクラス」において、軽食の新メニューを7月1日から提供すると発表した。

  • 北陸新幹線上りの軽食新メニューイメージ(提供 : JR東日本)

「グランクラス」では地域の魅力を感じられる軽食などを提供している。7月1日以降、富山伝統の「押し寿司」と「てまり寿司」を初めて提供するとともに、暑い夏でも涼しさを感じてもらえるように「水玉」がモチーフとし、見た目も楽しい軽食とした。監修は日本料理「一凛」店主の橋本幹造氏。今回発表された新メニューは7月から9月まで提供され、その後は橋本氏監修の下、3カ月ごとにメニューが変更される。

北陸新幹線上りの軽食新メニューでは、富山名産の鱒寿司を100余年にわたり提供している「源」のますのすし・ぶりのすし・ますのいぶしすしを楽しめる。他に季節野菜のピクルスも提供。北陸新幹線下りの軽食新メニューは、若狭牛すき煮・もろこし真丈など。ともに米は富山県産「富富富」などを使用している。

東北・北海道新幹線下りの軽食新メニューは、コハダ手まり寿司・甘海老手まり寿司・中巻き寿司など。東北・北海道新幹線上りの軽食新メニューは、菜彩鶏照り焼き・菜彩鶏そぼろなど。ともに米は岩手県産「金色の風」などを使用している。

  • 北陸新幹線下りの軽食新メニューイメージ(提供 : JR東日本)

  • 東北・北海道新幹線下りの軽食新メニューイメージ(提供 : JR東日本)

  • 東北・北海道新幹線上りの軽食新メニューイメージ(提供 : JR東日本)

  • 「石川県産五郎島金時のパウンドケーキ」イメージ(提供 : JR東日本)

「グランクラス」で提供される茶菓子も7月1日から変更。岩崎均氏(「ホテルメトロポリタンエドモント」総料理長兼「TRAIN SUITE 四季島」料理監修)が監修した新メニュー「石川県産五郎島金時のパウンドケーキ」を東北・北海道新幹線、北陸新幹線にて9月まで提供する。その後は岩崎氏監修の下、3カ月ごとにメニューが変更される。

なお、軽食・茶菓子の新メニューは東北・北海道新幹線、北陸新幹線の「グランクラス」アテンダントが乗車する列車を対象としており、アテンダントの車内サービスがない列車では、軽食やドリンク類は提供されない。