俳優の小手伸也が、19日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ボクらの時代』(毎週日曜7:00~7:30)で、自身の金銭観を語った。

小手伸也

小手伸也

この日は、映画『コンフィデンスマンJP -ロマンス編-』の宣伝のため、脚本家・古沢良太、俳優・東出昌大と共に出演。小手は、昨年4月期のフジテレビ系月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』をきっかけにブレイクし、今年4月にはアルバイト生活からの卒業をツイッターで報告していた。

東出からお金の使い道についてきかれ、小手は「ようやく赤字ではない状況になりはじめて、そもそもそういう生活が長かったから、お金の使い方がよく分かっていない。生活が安定してきた今だからこそ、得た収入は全部生活費に使っている」。趣味はなく、「プライベートがほぼ何もない人間」と自身を客観視する。

また、「演劇人はお金の話をあまりしたがらないんですよ。『金のために芝居をやってるんじゃないんだ』みたいな人が多くて。ギャラがなんであろうが好きな舞台に出るとか。そういう生き方のほうが根強いから、お金の話とか僕も全然してこなかった」と振り返る小手。

しかし、テレビの出演機会が増えるにつれて変化したようで、「最近になって思うことが、やっぱりお金の話はしなきゃダメだというか。目に見える対価で僕らの共通言語ですから。『あなたの仕事に対して我々はこれだけの誠意を見せます』とか。『あなたの仕事の価値はこのくらい』と具体化されるのがお金。それを情報として共有して交換している」と説明。「そういう意味においてお金の話は絶対にしないといけないし、『無償でもやります』という心意気は買うけど、無償でやっちゃダメ」と訴えていた。